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せきと申します。ウェブサイト「合唱アンサンブル.com」を動かしております。

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2010/06/20の日記(その2)

第51回新潟県合唱祭についての記録「その1」の続きです。その1では出演者として、本記事では聴衆として書きます。

せきが拝聴したのは、東新潟中学校合唱部(この団だけロビーのスピーカーから。以降は客席にて)、女声コーラスみずばしょう、中条ふれあいコーラス、五泉市民合唱団、新潟ユース合唱団、新潟大学合唱団、女声合唱団「フェリーチェ」、レディースクワイヤJune、柏崎常盤高校合唱部、石山グリーンコーラス、しなのグリークラブ、小針中学校合唱部の計11団体です。

息の流れ、共鳴

新発田市民文化会館ってホールの響きが合唱をカバーしてくれないらしく、発声スキル(主としてブレスの流れや声の共鳴)が客席にもろに伝わってしまうのですね。東京都内の有名どころだと、すみだトリフォニーや紀尾井ホールあたりに通じる音響特性があります。

声の飛ぶ飛ばないは人数の多い少ないとは関係ありません。レディースクワイヤJuneはオンステ人数が一桁だったと思いますが、ちゃんと声が飛んでいました。

それを痛感したので、トルヴェールの事前ウォームアップは息の流れを作ることに重点を置いたわけでした。

[u]・ウ母音

全体講評で清水雅彦先生が日本人特有の浅い母音について指摘していましたが、せきは特にu・ウの難しさを感じました。

この母音で面白かったのは、シルバー系団体は息の流れが滞る傾向があるのに対し、中高生は浅すぎてウムラウトっぽく聞こえる傾向があること。

中学生は2団体ともNコン課題曲「I ♥ ×××」を取り上げていましたが、歌詞で多用されている英単語『you』の発音がやたら耳につきました。日本語もだけど、英単語として書かれている歌詞はカタカナ英語であろうとも日本語以上に意識して母音を深く作ったほうがいいと思いますね。

個々の団体について(出演順)

いくつかピックアップして。

新潟ユース合唱団。せきは昨年まで参加していた団です。昨年も取り上げたパレストリーナよりも、今年初めて取り組むラッススのほうが生き生きとした演奏だったのが不思議でした。それと、男声が音符一つ一つで毎回クレッシェンド→ディミニュエンドをしているように聴こえ、乗り物酔いしたみたいに感じました。声がいまいち飛んでいなかったという印象もあるので、ブレスコントロールの問題ではないでしょうか?

新潟大学合唱団。たぶん新年度に入ってから練習した曲だと思うんですが、なかなかの仕上がりっぷり。再来月のコンクールが期待できそうです。タクトを取った学生指揮者くん、もうちょっと堂々と振る舞ったほうがいいと思いますよ。

レディースクワイヤJune。次の土曜に定期演奏会というのに別の本番とは凄いですね。指揮者がプログラムに書いてあるお名前の団員さんから変更され、帰りの車中で「指揮者変更とはトルヴェールのお株を奪われたみたい」って話が出てました。なお、箕輪久夫先生は客席にてパンフレットで顔を覆いながら聴いておられました。

柏崎常盤高校合唱部。せきが会場入りしたとき屋外で練習していた団です。今年度から指導者が替わった模様。初音ミクをほうふつとさせるストレートな音色が印象的ですね。ただ、ソプラノの高音域は声楽的にちゃんとトレーニングしたほうがよいのではと思います。今の発声アプローチを続けてると咽喉に来そう。

客席のマナー

座席はかなり埋まってました。そのぶん、演奏が始まっても空席を求めてうろうろ動き回る方が結構いて目障りでした。ご年配の方に多かったかな。団体ごとの間が短いので演奏開始前に着席するのは難しかったのも分かりますが、演奏中は壁際に立ち目で空席を探すようにすれば移動が短時間で済むと思います。

1階席の前方・下手寄りにいた某学生団体の一同(あえて名前は伏せる)、出番というので荷物を置いたまま席を離れてました。空席を探す人が多かった状況だと、大勢で座席を長時間キープというのは非常に迷惑でした。荷物を持って移動するとか、せめて2階席の端っこみたいに人が来なさそうなところを陣取るとかしていただきたかったです。

という話を帰りの車中でしていたら、早くから会場入りしていたtree2氏いわく「午前中は子連れ客がいて、子どもが賑やかに騒いでいた」とのこと。うーむ……。

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