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2011/05/15の日記:えちごコラリアーズ練習

朝8時50分ぐらいに宿をチェックアウトし、新潟市西地区公民館へ移動。

今日はえちごコラリアーズ練習で、1月12日以来4か月ぶりの伊東恵司音楽監督によるレッスン。


団員の集合は9時半。伊東音楽監督がおみえになるまでの1時間強、tek310指揮者のリードでレッスン曲「おらしょ」第II楽章・「Si j’ay perdu mon amy」・「雨後」・「虹」の確認。そこでのピッチがことごとくぶら下がり気味だったのは午前中だったせいと思いたい。

事前練習中、敬和学園高等学校で合唱部を指導しておられる荒木京子先生が来訪。レッスンを聴講にいらしたとのことで、解散まで場を共にしてくださった。


伊東音楽監督は11時ちょっと前に到着。

午前中は楽曲を歌うのでなく、合唱の基礎についてのレッスン。聞くこととか、カノンとハーモニーとか、息(呼気)のスピードとか。1月のレッスンでおっしゃったことの繰り返しが3分の2ぐらいだったかな。

ハーモニーのレッスンでは、長三和音だけでなく、短三和音や、長三和音に第6音・第7音・第9音を加えた和音でハモることも練習した。そのくだりでせきは内心「ドミソラの和音って三善晃が好んで使うよね」「ドミソレの和音といえば木下牧子だよね」と思ったものだ。

午前の部の最後では、声のチューニングについて。「C3(ハ音)までの音域はハイトーン(=いわゆる頭声)を使うのが原則。胸声を使うのはB2(ろ音)以下で」とおっしゃっていた。ちなみにtek310氏による発声指導も同じ方向性のメソッド。


正午あたりから長めの休憩。伊東音楽監督・荒木先生とともに一同で昼食&座談。東日本大地震の被災状況(メンバーには福島県出身者が多い)に始まり、海外でウケのいいレパートリーは何かとか、幅広い年代で合唱団を構成することの重要性とか、合唱におけるピアニストの役目とか、その他いろいろ。

座談の中で、法政大学アカデミー合唱団OBでもあるメンバーのおひとりから「自分は大学時代に大久保昭男先生から『Tenor系は頭声、Bass系は音域によらず胸声が基本』と教わった。伊東音楽監督のメソッドと違うが、大久保先生の指導はどういう事情があったのか」という趣旨で質問が出た。大久保先生は伊東音楽監督が学生だった当時の同志社グリーも指導しておられた。なのに指導方針が異なることについてせき個人も気になっていたが、どう言語化したものか迷っていたところだったので、そのやりとりを特に興味をもって傾聴した。伊東音楽監督からは、演奏会場の音響事情などが一因であろうとのお答え。


13時15分からレッスン再開。午後の部では、曲を演奏する際の勘所についてたくさん指摘いただいた。

まず「Si j’ay perdu mon amy」。ユニゾンになる箇所やカノンで始まるフレーズを複数パートで揃えることを軸にし、サウンドの夾雑物を取り除いてゆくことが中心。および、フレーズの起伏・頂点を明瞭にする歌唱法も。

続いて「虹」。主に和音の決め方。午前の部で「第7音や第9音は明るいトーンで軽く乗っかる」とご指導いただいたことが、ここで役立った。加えて、譜面に指示された通りのダイナミクスで歌う意味についても、伊東音楽監督が信長貴富氏から受けた指摘の事例を紹介しつつ。作曲者が譜面に記したことを適確に読み取ることについては今年2月26日の近藤基先生レッスンでもご指導いただいたっけ。

小休憩をはさんだのち、「おらしょ」第II楽章を、曲尾から逆順で遡ってレッスン。午前中までは音取り直後であっぷあっぷしていた状況だったが、音楽監督の一言一言で見通しがどんどんついてゆき、ものの1時間半前後でサウンドが別物同然となった!!

トイレ休憩をはさみ、16時過ぎから「雨後」。日本語の歌唱法、とりわけ語頭の掘り起こし方と子音の発し方が主。

16時半過ぎにレッスンは終了した。てんこ盛りのご指導は今回も非常に勉強になった。まるで腕利きの整体師にカイロプラクティックを施術していただいたかのような感じがする。ここで教わったもろもろ、大事に活かしてゆきたい。


撤収作業中、畏れ多くも伊東音楽監督からお声掛けいただき「あなたみたいなBassがいると有り難い。頭声を使いこなせるようになれば無敵」とのお言葉を賜る。過分なお褒めをいただいて云々と喜ぶわけにはいかない。下に押しつける発声が悪目立ちしているという指摘も含まれているので、精進せねば。

17時ちょっと前に解散、そのまま家路につく。

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