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2011/06/19の日記:第52回新潟県合唱祭(その2)

第52回新潟県合唱祭について、前回の「その1」では出演者として動向を書きました。今回は一聴衆として感じたことをアトランダムに記します。



レディースクワイヤJuneさん、前日に主催演奏会を開き、遅くまで打ち上げで盛り上がっていたにもかかわらずの出場で、すごいスタミナですねえ(残念ながらせきはトルヴェールの直前リハーサル中で演奏が聴けなかったのですが)。メンバーには学校教諭として合唱部を指揮していた人もいらっしゃり、午前中そのうちのお一方に御挨拶いただきました。


新潟清心女子中学・高等学校合唱部さんのSopranoを聴いて「地図をください」の頃の遊佐未森を思い出しました。合唱でああいうトーンは珍しい。

ちなみに遊佐さんは中学から大学まで声楽を勉強していたそうです。


tek310氏はえちごコラリアーズのほか2団体を振りましたが、そのうち三条フェスティバル合唱団さんだけ聞くことができました。品の良い演奏でしたね。


合唱団IKUMAさんがパンフレットに「パートバランスが悪い」と書いていたのでどんなものかと思っていたら、SopranoとAltoが1名ずつ、TenorとBassが3名ずつという編成でした。こりゃ確かに大変ですね。ただ、2曲やったうちの片方がポリフォニックな曲で、面白い演奏効果だったと思います。


トルヴェールの他メンバーに無理を言って越の国室内合唱団 VOX ORATTAさんの演奏を聴いたのは、この団の拠点がわが地元ということで活動に興味があったからです。さらに当日、えちごコラリアーズ藤田代表経由でお誘いを受けました。のびやかなサウンドですね。

仁階堂孝氏の指揮する演奏は早稲田大学グリークラブで聴いたことがあったのですが、そこでおぼろげながら感じていた指揮者の持ち味が何となく見えたような気がします。

なお、この団のメンバーには新潟ユース合唱団でご一緒したことのある人がいます。


新大室内合唱団は、コンクールや定期演奏会が楽しみな演奏。タクトを取った学生指揮者のたたずまいから箕輪久夫先生を想起して、びっくり。彼はえちごコラリアーズ団員でもあり歌い手としては少しばかりキャラクターを知っていたんですけど、新たな一面を見た思いがしました。


Nコンの今年度課題曲を歌った合唱部がいくつかありました。

高校の部「僕が守る」はクライマックスで最上声部に高度な発声テクニックが要求されます。これは上田真樹作品の特徴のひとつで「上田氏はSopranoの生理をわかってない」などと評する人もしばしばいるぐらいだったりします。ですが、せきが聴いた複数の演奏はいずれもSopranoが難所を歌いこなしており、驚嘆しました。

中学の部「証」は、やはり歌い手の生理と違う立ち回りが求められる編曲ですな。当ブログ2011年3月21日付記事「発表! Nコン2011課題曲」でちらっと、tek310氏ブログのコメント欄でもう少し突っ込んで書いたんですが、この曲のサビ部分は、Sopranoとそれ以外のパートが、一般的なホモフォニック合唱曲と逆の役割で歌うんですね。そこらへんの切り替えがどこまでできるかが演奏を大きく左右するように思います。

ついでに。「証」および昨年の「I ♥ ×××(アイ・ラヴ)」に対し、ポップスならではの細かい音符とシンコペーションの多用を問題視する方が結構いらっしゃるようです。でも、せきは否定的にはとらえていません。あの種の符割りって一種のレシタティーヴォなんですよね。音程の上下動を口語のイントネーションと合致させないかわりに、リズムでパルランドを狙う作曲法なのでしょう。演奏する際は、発語(特に言葉のさばきかた)に重点をおくのがよかろうと思います。

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