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2011/12/11の日記(その2):第47回新潟大学合唱団定期演奏会

12/11は演奏会2連荘。この記事では、その後半戦にあたる、第47回新潟大学合唱団定期演奏会の話。この団の演奏会にも初めてお邪魔した。

なお前半戦は新大室内合唱団第30回記念定期演奏会


演奏会は新潟県民会館の大ホールにて。当日券を買ったら、もぎりが済んだ半券を添えたプログラムを渡された。こちらにも、えちごコラリアーズ「White Day Concert 2012」チラシ正式版を挟み込んでいただいた。

17時30分開演。第1ステージは無伴奏曲のはずだが、ピアノの前奏と共に何か歌いだした。新潟大学学生歌らしい。なるほど、ここの定期演奏会では最初にエールを歌うのか。ただ、エールがピアノ付きなのは女声合唱ならありがちだが、混声合唱では珍しい。このエールでもう一つ驚いたのは、SopranoにB♭6(三点変ロ音:三善晃編曲「夕焼小焼」ラストに出てくる高いCより長2度低い音)が出てくること。とても難儀な編曲、しかも演奏会オープニングにもかかわらず、ちゃんと歌いこなしていたのは凄い。

第1ステージ

アポリネールの詩による四つの無伴奏混声合唱曲『白鳥』
訳詩:堀口大學/作曲:高嶋みどり
指揮:山田龍太(学生)
  • 露営のともしび
  • 贈物
  • 白鳥
  • 小鳥がうたう

個々の曲はコンクール自由曲などで時々耳にするし、確かせきの立教グリー現役時代に団内の成果発表で同期の女声がどれか歌ってたような気もするが、演奏会の1ステージとして曲集全曲を聴いたのはたぶん初。

極めてスッキリと透明度の高い演奏で、高嶋作品に対して抱いていた極私的ステレオタイプを再構築させられた。次のステージで演奏した大バッハがプラスに影響しているのだろう。

第2ステージ

『Jesu, meine Freude』より
作曲:Johann Sebastian Bach
指揮:名島啓太

全11曲からの抜粋。今回演奏されたのは、全日本合唱コンクール自由曲として取り上げた第1曲・第5曲・第6曲・第10曲に、第9曲と第11曲を追加した6曲。

プログラムで名島先生が記していたところによると、今年度はメンバーが減少するであろうという予測のもと、少人数アンサンブルで挑戦することを想定して選んだ曲とのこと。だが蓋を開けると新入生や編入生が20名近く加わり、オンステメンバー48名。この規模でやるにはハードルの高い、数々の細かい動きを見事に歌いこなした。全国大会進出も納得。

発音が日本語チック過ぎたのがもったいない。母音をもっと深く、ただしschwaは曖昧母音らしく発音したら、それだけでも舞台ドイツ語らしさが格段に増したはず。

第3ステージ

オリジナルステージ 〜ミュージカル名曲集〜
指揮:山田龍太(学生)/ピアノ:大澤美紀(学生)
  • 『美女と野獣』より「愛のめばえ」
  • 『オペラ座の怪人』より「The Phantom Of The Opera」「ANGEL OF MUSIC」
  • 『サウンド・オブ・ミュージック』より「ドレミの歌」
  • 『CATS』より「Memory」

オリジナルステージとは、この団では恒例の、学生指揮者による演出つきステージ。一部のメンバーが声を発さず踊りまわるバックで、ミュージカルナンバーの定番曲を演奏。MCがわりに、父と息子がミュージカルを観に来たという設定の会話劇が挟まった。

プログラムに各曲の編曲者クレジットが記されていなかったのは(例年は明示している模様)どういう事情だろう。権利関係かな?

このステージが終わったあと、団員が一人だけ舞台に残り、最終ステージとのつなぎも兼ね、今年度の活動や各ステージについて紹介スピーチ。

第4ステージ

混声合唱組曲『りこるど』
作詞:宮原芽映/作曲:山本純ノ介
指揮:名島啓太/ピアノ:鈴木真理子
  1. 君だけの物語
  2. 想い —Ricordo—
  3. 歌は君

山本作品をせきが聴くのは、大学生時代の『光葬』初演と、法政大学アカデミー合唱団長岡演奏旅行での『万象』以来。これらの組曲に比べれば格段に聴きやすいものの、それでも歌い手にとっては歯ごたえが強そう、にもかかわらずしっかり噛み砕かれた演奏だった。

終曲後半で歌い手が壁に沿って横一列に並び替えた。『光葬』『二十億光年の孤独』は作曲者が譜面上で動きを指示していることからこれもそうなのかと思って終演後に団員に尋ねたところ、演奏者自身の創意によるフォーメーション移動とのこと。

なんと作曲者が客席にいらっしゃっていた。演奏終了後に名島先生から紹介され、山本氏がステージに登壇、花束を受け取っておられた。

その後、団長さんと名島先生が舞台上でスピーチ。指揮者が演奏を総括してしゃべるのは、終演後のレセプションでありがちな光景だが、本番の舞台上でというのは初めて見た。

アンコールとして、金井美雪編曲によるSpiritual「Amazing Grace」が学生指揮者のタクトで演奏され、終演。

ロビーに出たら団員さんたちが移動していて、ロビーストームで何曲か歌っていた。そのうちの1曲に新大室内合唱団定期演奏会でも聴いた「鴎」が。ほんと、この曲ってスタンダードナンバーなんですねえ。

出演者、スタッフ、来場者の皆様、お疲れ様でした。


客席には合唱仲間が多数。男声合唱団トルヴェールおよびえちごコラリアーズ関係者諸氏と入口前でしばし語らったのち、ひとり家路につく。

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