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2012/02/11の日記(その1):合唱団NEWS第14回演奏会

だいしホール 於 新潟市中央区で行われた「合唱団NEWS第14回演奏会 〜ア・カペラ100%〜」を聴いてきた。

この混声合唱団の演奏会に伺うのは3度目となる。前回のは「2011/02/12の日記(その1):合唱団NEWS第13回演奏会」に書いたので、宜しければそちらもどうぞ。


高速道を飛ばし、11時過ぎに新潟市中央区へ到着。

まず、東堀通にあるクラシックCDショップ「コンチェルト」を訪れる。このショップは昨年の暮れに閉店ということになっていて、一度もお邪魔できず心苦しかったのだが、諸事情で今月いっぱいまで営業は続いており、ようやく訪問できた。御挨拶かたがた、3月4日に開催される「えちごコラリアーズ White Day Concert 2012」の宣伝をしたら、直後に更新されたスタッフさまのブログに書いてくださった。


正午をちょっと回って、だいしホールに移動。合唱団NEWS第14回演奏会のパンフレットにチラシを挟み込む作業に混ぜていただく。挟み込まれたチラシには「えちごコラリアーズ White Day Concert 2012」のも。本来は私がチラシも持ち込まなければなのだが、手元在庫が少なかったため、搬入だけ藤田代表に無理を言ってお願いした。

時間に余裕があったので女池に出て昼食をとったら、その店が予想以上に混んでいたなどで時間がギリギリになってしまい、だいしホールに戻ったときには開演の14時半を過ぎてしまっていた。

【西洋編】3つのラテン語によるモテット 1982(Niels la Cour作曲)

  1. Hodie Christus natus est
  2. Ave Maria
    • Laudate Dominum

    このブロックは会場入りに間に合わず、後半だけロビーのスピーカー越し鑑賞。すみません。

    【邦人編】三つの無伴奏混声合唱曲(北原白秋作詩/柴田南雄作曲)

    1. 水上
    2. 早春

    ドイツのリーダーシャッツっぽさを感じさせる、柴田氏の初期の作品。終曲が2010年度全日本合唱コンクール課題曲に選ばれて以来、耳にする機会が増えた。

    この小組曲は演奏者によって雰囲気が大きく変わる。白秋後期の枯れた味わいをフィーチャーするか、作曲者初期の若々しさ・みずみずしさをフィーチャーするかによる部分があるようだ。今回の演奏は、主に後者が表に出ていたような。

    【ポピュラー編】混声合唱のためのフォスターアルバム(津川主一訳詞/Stephen Collins Foster作曲/岩河三郎作曲)より

    • おゝスザンナ
    • 懐かしの我がケンタッキーの家
    • 草競馬

    団のモットー「聴き手にも歌い手にも楽しい合唱」を体現するために企画されたステージ。

    残念なのは編曲のチョイス。編曲自体は演奏効果が高いけど、パートソロによる主旋律を他パートが伴奏するつくりの編曲って、自立性が高い歌い手の多いNEWSさんとは相性がよろしくなかったように見受けられた。フォスターをやるならRobert Shawもの、欧米の愛唱歌を日本語無伴奏でハモるなら林光編曲「四つのイギリス民謡」や湯浅譲二編曲「懐かしいアメリカの歌」あたりはいかがでしょ?

    【佐藤さおり編】無伴奏混声合唱のための「アルバム III」(全曲完成初演;佐藤さおり作曲)

      • Ave maris stella
      • Pange lingua
      • Veni Creator Spiritus
    • 央《なかば》(山田ゆきえ作詩)
      • 植物
      • 少年
      • 終夜
    • 望《のぞみ》〔初演〕
      • Sakura Sakura
      • Usagi
      • Omoi
    アンコール
    • 憧憬(山田ゆきえ作詩/佐藤さおり作曲)
    • またね(山田ゆきえ作詩/佐藤さおり作曲)

    第2回演奏会以降ずっと取り上げ続けている佐藤作品。委嘱初演したのは計30曲にのぼる。長いおつきあいだけあって、今回初演された曲も含め、どれも団の特性と極めてよくマッチしている。

    アルバムシリーズは年3曲ずつ書き下ろされる小組曲3つの集合体で、今回初演された「望」で『III』が完成。来年、Chorus Score Club(有限会社キックオフ)から楽譜が出版される予定とのこと。既刊の『I』『II』もだが、多くの合唱団に取り上げられればいいなあ。

    「望」のうち「Sakura Sakura」は日本古謡「さくら さくら」、「Usagi」はわらべうた「うさぎ」を素材にしたコンポジション。「Sakura Sakura」は冒頭ちょっと信長貴富氏の編曲をほうふつとさせるが、中盤から独特の音空間が繰り広げられる。「Usagi」は途中から兎が跳ねて踊りだすみたいに展開していく。終曲「Omoi」は歌詞の指定がなく、演奏者が独自でヴォーカリーズを組み合わせて歌っていた。いっそ嵌め込み詩を作って歌ってみるのも面白いかも。


    ロビーストーム後、知り合いである出演者諸氏と話す。

    指揮者のこっち氏に、キックオフの稲垣社長を存じ上げていると話したところ、驚かれた。拙サイト内「日本の絶版・未出版合唱曲」の方針を定める際に有益な示唆をくださった方で、せきがお目に掛かったのは2007年2月24日に行われた「北村協一追悼演奏会Love。」のレセプションが今のところ最後。

    皆々様、改めてお疲れ様でした。

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