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2012/02/18の日記(その1):第2回にいがたコーラスアンサンブルフェスティバル

高速道を飛ばして、第2回にいがたコーラスアンサンブルフェスティバルの会場・だいしホールへ。10時半ぐらいに到着。今回はえちごコラリアーズとしての出演。


ピアノがあるほうの楽屋で声出しとリハーサルののち、ステージリハーサル。このときは他パートの声が聴きづらいホールだと感じた。

12時半過ぎから合同曲「Ave verum corpus」(Miklos Kocsar作曲)の直前リハーサル。前半はtek310氏、途中から講評者および合同演奏指揮者・名島啓太先生の指揮。日本合唱指揮者協会の出版譜には誤植がいくつかあり、練習で多少の混乱がみられた。


本番。

このフェスティバルは、tek310氏のMCで進められ、各団体の単独演奏直後、それに対し名島先生が口頭で講評を述べるという進行だった。えちごコラリアーズの出番は5団体目。

アンサンブルNUC
  • 混声合唱曲集『夢みたものは』より 「鴎」
    (三好達治作詩/木下牧子作曲)
  • 混声合唱曲集『旅のかなたに』より 「しあわせよカタツムリにのって」
    (やなせたかし作詩/信長貴富作曲)

新潟大学合唱団1年生からなる混声アンサンブル。高校以前からの合唱経験者が多いからということがあるにせよ、とても最下級生とは信じられないまとまりぐあい。彼らが幹部になったときの新潟大学合唱団が楽しみである。

カレイドスコープ
  • 『Mass for Three Voices』より 「Kyrie」「Gloria」
    (William Byrd作曲)

新潟混声合唱団の女声メンバー3名と男声メンバー1名から成るヴォイスアンサンブル。Sopranoを女声2名、他パートを各1名で演奏した。

この曲は女声合唱でしばしば耳にする機会があるが、女声合唱だとSopranoに高音域が多用されてしんどそうな演奏が散見される。今回はキーを下げての演奏だったため声楽的な無理が少なく聞こえ、なるほどと感じたところ大であった。

女声アンサンブルiris
  • 「Ave Maria II」
    (Rihards Dubra作曲)
  • 「Ave Maris Stella」
    (Vytautas Miskinis作曲)
  • 無伴奏女声(同声)合唱曲集『七つの子ども歌』より 「三地方の子守唄」
    (信長貴富編曲)
  • 「Amazing Grace」
    (金井美雪編曲)
  • 第1回から続けて出場している唯一の団体。

    ここまでは指揮者なしの演奏だったが、この団体で初めて指揮者が前に立ってタクトをとる。方向性の異なる4曲が並ぶが、どれも整った演奏。

    新潟国際情報大学合唱部
    • 「羽衣」
      (鳥居忱作歌/ハウプトマン作曲)

    結成から今年で3年目らしいが、対外的なステージで演奏するのはほぼ初とのこと。楽しんで歌おうとしているのが印象的だった。

    作曲者ハウプトマンについては名島先生の講評で「おそらく19世紀に活躍したドイツの作曲家Moritz Hauptmannのことでしょう」と解説が加えられた。

    えちごコラリアーズ
    • 「Bushes and Briars」
      (Ralph Vaugham Williams作曲)
    • 「Yagi-bushi (2005 Version)」
      (松下耕作曲)

    演奏前のスピーチは藤田代表が担当し、主に3月4日の「White Day Concert 2012」を宣伝。

    ステージリハーサルのときに比べれば、いくぶん他パートも聞こえたかな。

    名島先生からは、基本的にはおほめいただいたのち、「Bushes and Briars」については「ばらばらに動く声部が揃う瞬間をもう少し大切に扱ってはどうか」、「Yagi-bushi (2005 Version)」については「もっとハジケてよいかも」という趣旨の講評をいただく。

    ここで15分間の中休み。

    アンサンブルO’Deco
    • さとう恭子の詩による愛唱曲集『やさしさに包まれて』より 「星月夜」
      (さとう恭子作詩/松下耕作曲)
    • 「The Silver Swan」
      (Orlando Gibbons作曲/増田順平編曲)
    • 「Alleluia, laus et gloria」
      (Orlando di Lasso作曲)

    このイベントでは演奏前に出演者がスピーチするお約束になっているのだが、このグループだけは出演者が舞台に出ず、かわりにMCのtek310氏が「お手紙」を代読する。なんでも、リラックマを愛好するあまり、リラックマと同化してしまった人たちなのだそうで。

    お手紙代読が終わりパフォーマンス開始。メスのリラックマらしき女声4人(4頭?)が「森のくまさん」を歌いながら入場行進。寸劇ののち、プログラムに載っている曲を演奏。1曲ごとにお辞儀をするのだが、いちいち手(前足?)を腰のほうに広げるしぐさで笑いが起きていた。とにかく、きっちりした演奏と、それ以外の部分のユーモラスさが対極で共存していた。名島先生、さすがにコメントに困り「『笑点』前半の演芸コーナーに出てみては?」。

    O’Decoのパフォーマンスは是非トルヴェールの方々にご覧いただきたかったですな。

    アンサンブルBaleta
    (欠場)

    女声カルテットで4声の曲を演奏する予定だったものの、メンバーのうちの1名が体調不良で演奏ができなくなり、泣く泣く出演キャンセルしたとのこと。

    三条フェスティバル男声合唱団
    • 男声合唱組曲『雨』より 「雨の来る前」
      (伊藤整作詩/多田武彦作曲)
    • 男声合唱組曲『雨』より 「武蔵野の雨」
      (大木惇夫作詩/多田武彦作曲)
    • 「十一月にふる雨」
      (堀口大學作詩/多田武彦作曲)

    tek310氏の指揮で演奏。三条フェスティバル合唱団は混声団体なのだが、その男声だけでも活動している。この作品を歌いたくて、という感じ。

    「十一月にふる雨」は、かつて男声合唱組曲『雨』の第4曲だったものの、諸事情で組曲から外された小品。ただ、作曲者はこの曲の演奏を望んでおられない(演奏許可を求めると「ダメ。あの曲はなかったものと思ってくれ」と返答する由)という事実があることをあえて記しておく。男声合唱サウンドの魅力にあふれた曲であることは認めるにせよ。

    余談ながら、せきが立教大学グリークラブに入って間もなく、六連で上級生の皆様が『雨』を歌ったが、これに名島先生も参加しておられたはず(ご本人に確かめそびれた)。そしてついでに、立教大学グリークラブでは2年生の役職選びで「指揮選」というプロセスがあるのだが、名島氏らが飛び出したあと残されたメンバーで学生指揮者になった先輩が指揮選で取り上げた曲が「十一月にふる雨」である。

    合唱団ユートライ
    • 『D Minor Mass —choir a capella—』より 「BENEDICTUS」「AGNUS DEI」
      (Steve Dobrogosz作曲)

    いつもながら見事な演奏だったが、なんだか妙な緊張感が漂っていた。普段ユートライを指揮しているのは名島先生。でも今回は指揮者なしで、名島先生は講評者として客席の後ろ側で聞いておられ、コメントの仕方によっては通常練習の延長にもなりうるという状況だったからである。


    エンディングとして、「Ave verum corpus」の公開リハーサル付き合同演奏。名島先生の指導は、あるフレーズがどう組み立てられているかや、フレーズの音型に即した表現を重視するということからのアプローチが中心。今週初めの伊東音楽監督レッスンでもフレージングなどについて同様のご指導をいただきましたっけね。


    更衣後、そのまま東地区公民館へ移動。夕方から引き続き近藤基先生のレッスンがあるのだ。詳しくは別記事で。

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