blog.合唱アンサンブル.com

せきと申します。ウェブサイト「合唱アンサンブル.com」を動かしております。

ステージ出演予定などは告知カテゴリをご覧ください。

2012/03/30の日記:県立長岡高等学校音楽部合唱班第3回定期演奏会

長岡リリックホールで「県立長岡高等学校音楽部合唱班第3回定期演奏会」を聴いてきた。定期演奏会に伺うのは初めて。演奏会をやっていることは昨年知ったけど、そのときは終わった後で行けずじまい。

チョウコウこと長岡高校はわが母校なのだが、合唱の部活動が盛んになったのはごく近年。そのへんの話は、2009年8月18日付記事「おめでとう長高合唱部」でちょこっと書いてますね。


演奏に先立ち、副校長先生が登場して御挨拶。公務と重なった校長先生の代役とのこと。演奏会でそういう役職の先生がスピーチなさるのは、いかにも長高。

本編、プログラムは次のとおり。

【オープニング】

  • I Was Born to Love You
    (Freddie Mercury作詞・作曲/富澤裕編曲)

2年生・佐藤凪沙さんの指揮、1年生・近藤真代さんのピアノ。前半のロック→後半の合唱と、歌い分けが見事。

第1部

  • 天地始之事
    (混声合唱のための『きりしたん天地始之事』第1曲;千原英喜作曲)

OBOG(うち1名は、えちごコラリアーズ団員)との合同演奏。8分を超える大曲だが、エネルギッシュに歌いこなしていた。

  • 椿
    (男声合唱組曲『中勘助の詩から』第2曲;多田武彦作曲)

OBが加わっての演奏。指揮者なし。折り目正しい演奏。

  • 棗のうた
    (ア・カペラ女声合唱のための『絵の中の季節』より;岸田衿子作詩/木下牧子作曲)

OGが加わっての演奏。指揮者なし。作曲者が喜びそうな、ピッチがきちんとしていて和音の色彩美が感じられる演奏。

  • 世界のいちばん遠い土地へ
    (寺山修司の詩による6つのうた『思い出すために』第3曲;信長貴富作曲)
  • 思い出すために
    (寺山修司の詩による6つのうた『思い出すために』第5曲;信長貴富作曲)
  • 僕が守る
    (銀色夏生作詩/上田真樹作曲)
  • ティオの夜の旅
    (混声合唱組曲『ティオの夜の旅』第5曲;池澤夏樹作詩/木下牧子作曲)

ここからは現役生のみ。河本先生の指揮、近藤さんのピアノ。

『思い出すために』からの2曲は今年のアンサンブルコンテストで取り上げたということでそういう仕上がりになってはいるけど、歌うことの楽しさも踏まえた演奏。

後半の2曲は、第78回NHK全国学校音楽コンクールで歌った曲。「僕が守る」は一歩ずつ踏みしめてゆくみたいな演奏。「ティオの夜の旅」はやはり団の持ち味と相性抜群ですね。

第2部:長岡合唱班オリジナルミュージカル「Tonino Enchanted」

  • Hi-Diddle-Dee-Dee(『ピノキオ』より;Ned Washington作詞/Leigh Harine作曲)
  • Joyful Joyful(『天使にラブ・ソングを 2』より;Henry van Dyke作詞/Ludwig van Beethoven作曲)
  • HELP!(Lennon-McCartney作詞・作曲)
  • A Spoonful of Sugar(『メリー・ポピンズ』より;Robert B. Sherman and Richard M. Sherman作詞・作曲)
  • That’s How You Know(『魔法にかけられて』より;Stephen Schwartz作詞/Alan Menken作曲)
  • YOUR SONG(Elton John, Bernie Taupin作詞・作曲)
  • I Could Have Danced All Night(『マイ・フェア・レディ』より;Alan Jay Lerner作詞/Frederick Loewe作曲)

舞台で歌うことを夢見ていたトニーノは、とある劇団で新作劇の主役オーディションに合格した。でも彼は魔女から呪いにかけられ、なかなか人前で歌いだすことができず、稽古がはかどらない。はたして本番までに呪いは解けるのか?

という筋立てに、ミュージカルナンバーや英米ポップスを織り込んだ音楽劇。けっこうなボリュームがあったけど、第1部と変わりないクオリティでの演奏だった。この種のステージは学生が振ることが多いような印象だが、今回はオペラのオーケストラピットみたいな感じで河本先生OBのおひとり(2012/04/08訂正)が客席から指揮。

曲目一覧を書くために調べてみたところ、タイトルに出てくる「Enchanted」って単語は、映画『魔法にかけられて』の原題なんですね。

第3部

  • I Will Follow Him
    (『天使にラブ・ソングを』より;Norman Gimbel & Arthur Altman作詞/J. W. Stole & Del Roma作曲)

第2部の流れを引き継ぎ、かつオープニング曲に通じるスタイルの曲。よく考えられた選曲である。

アンコール
  • あすという日が(山本瓔子作詩/八木澤教司 作曲)

ふたたびOBOGとの合同演奏。こうやって生で聴くと、重みと深みのある曲なんですね。


全体として、女声の充実ぶりが、特に鮮烈に印象に残った。「ピッチを揃え、ホールの響きを味方に付ける」のひとつのありかただと思う。

皆々様、お疲れ様でした。次回は来年3月30日、長岡リリックホールだそうです。

コメントする

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.


    ケータイ利用者さまへ

    当ブログは携帯電話から直接アクセスできます。コメントも可能です。

    なお、アクセントやウムラウトが付いたアルファベットや「髙(ハシゴ高)」などの文字を正しく表示できない携帯電話端末が存在するので、そういう文字は代替表記しています。

One in a Million Theme by WordPress theme