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2012/09/23の日記:オータムコンサート2012

久々に演奏会を聴きに出かけた。「オータムコンサート」というイベントで、場所は長岡リリックホール。

オータムコンサートとは、長岡市近郊に勤務する小中学校教員およびOBが中心となって開催する、合唱/器楽独奏・合奏/邦楽合奏の発表会。今年で10回目を迎えた。一昨年ぐらいから存在は知っていたが、伺うのは初めて。

様々なジャンルの舞台演奏が繰り広げられ、なかなか楽しかった。


以下、それぞれのパフォーマンスについて極私的メモを演奏順に。ただし今回は出演者多数のため人名紹介は最小限にとどめます。例によって、ご気分を害された方がいらしたらごめんなさい。


第1部

オープニング
悠久太鼓愛好会 つるかめ会(長岡技術科学大学)〔招待演奏〕
  • 前触れ太鼓
  • つるかめ太鼓

長岡市内で伝承される悠久太鼓をレパートリーとするサークルだが、今回演奏したのは2曲ともオリジナル曲。土俗的な大太鼓の音が大ホールいっぱいに響き渡った。

「つるかめ太鼓」では客席に手拍子を求めるシーンがあった。開かれた演奏という点は素晴らしいと思った。でもせっかくなら「この曲はお客様と一緒になって初めて完成するので手拍子よろしくお願いします」とスピーチする際に、手拍子を打つべきリズムパターンを示してくれたら親切だったのに。

ベースソロ&バンド演奏
  • J.S.バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲 第1番 前奏曲」
  • 奈良橋陽子作詞/山川啓介日本語詞/タケカワユキヒデ作曲/ミッキー吉野編曲「銀河鉄道999」
  • 山川啓介作詞/渡辺宙明作曲・編曲「宇宙刑事ギャバン」

エレキギター、エレキベース、ドラムスのトリオによる演奏。プログラムにはギタリストがもう一人いると書いてあったが出演せず、その件についての説明もなし。

「無伴奏チェロ組曲 第1番 前奏曲」は原曲のチェロパートをエレキベースが弾き、隠し味としてドラムスとエレキギターがサポートする演奏。面白い試みだった。

残り2曲はギタリストがヴォーカルも担当。

なお、編曲者のクレジットはパンフレットの記述をそのまま書き写しているが、今回の編成に即したアレンジ(たとえばキーボードの有無など)は第三者がおこなった可能性も考えられる。

ギターソロ&合奏(Gsus4)
  • 岸部眞明作曲「Thank you for…」
  • DEPAPEPE作曲・編曲「FESTA!!」

「Thank you for…」はアコースティックギター1台きりでの演奏。「FESTA!!」はアコースティックギター2台+ヴァイオリン1丁+エレキベース1台+パーカッションによるアンサンブル。

ギター界隈に疎いせきにとっては、この楽器の幅広い表現力が新鮮な驚きだった。

リコーダー合奏
  • W.A.モーツァルト作曲/知足庵文庫(Nimura)編曲『弦楽五重奏 イ短調(原調:ハ短調)kv.406』から「第一楽章」

ソプラノリコーダー1人、アルトリコーダー1人、テノールリコーダー3人、バスリコーダー2人、グレートバスリコーダー2人、コントラバスリコーダー1人。

中越地区にはリコーダーの部活があることは存じ上げていたものの、こういう形でのアンサンブルに接するのは初体験。グレートバスリコーダーやコントラバスリコーダーって管が四角いんですね。

弦楽器とはずいぶん雰囲気が変わるが、これはこれで味わい深い演奏。

金管アンサンブル
  • クリス・ヘイゼル作曲『3匹の猫』から「ブラック・サム」
  • ドビュッシー作曲『子供の領分』から「ゴリウォーグのケークウォーク」

トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバによる五重奏(一人はトランペットとホルンの持ち替えだったかな?)。

金管楽器の小アンサンブルというのも初めて聴いたような気がする。吹奏楽や管弦楽における金管楽器しか知らない身にとっては繊細な合わせ方が新鮮。

ところで「ゴリウォーグのケークウォーク」は第三者による編曲のはずだが、パンフレットには編曲者名のクレジットが記されていなかった。

合唱(越の国室内合唱団 VOX ORATTA)
  • 佐藤賢太郎作詩・作曲「前へ」
  • John August M. Pamintuan作曲「Tarimbaba punjungan」

各曲の演奏前に、タクトをとった仁階堂孝氏が曲紹介のスピーチをした。

「前へ」は無伴奏での演奏も可能だが、今回はピアノとの共演。Ken-Pならではの和音の移ろいが遺憾なく表現されていた。

「Tarimbaba punjungan」はフィリピンの遊び歌をもとにした無伴奏曲。動きも歌もこなれたもの。

第2部

箏・三絃・尺八合奏
  • 高野喜長作曲「花の歌」

三絃1人、第1箏5人、第2箏3人、尺八3人。

楽曲と演奏者の洋装(尺八の方々はタキシードだか燕尾服だかを着て舞台の上に正座で演奏した)も相まって、モダンな雰囲気のステージだった。

デュオ
  • カルロ・ペポーリ作詞/ロッシーニ作曲「ヴェネツィアの競艇」

ソプラノとバリトンによる二重唱。これまではバリトンを歌った人によるソロだったが、今回は新潟オペラ合唱団指導者としても活動する声楽家の西谷純代氏を迎えての、堂々たる演奏。

合唱 長岡少年少女合唱団〔招待演奏〕
  • Miyabi(竹内まりや)作詞/村松崇継作曲/今村康編曲「いのちの歌」
  • きむらゆういち作詩/上田真樹作曲『あらしのよるに』より「出会い」
  • 岩谷和子日本語詞/リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン作曲「It’s A Small World」

「いのちの歌」はNHK朝の連続テレビ小説『だんだん』劇中歌。これは上級生だけによる演奏だったかな。

『あらしのよるに』は来年の同団定期演奏会で全曲演奏するとのこと。ストーリー性に富んだ楽曲と合唱団は非常に相性がよかったように感じられる。

「It’s A Small World」は、さすが十八番というべきレパートリー。

合唱

  • 山崎朋子作詩・作曲「大切なもの」
  • Henry van Dyke作詞/Lutwig van Beethoven作曲「Joyful Joyful」
  • 森山直太朗・御徒町凧作詞作曲/信長貴富編曲「虹」

60名を超す教職員が集まっての混声合唱。サウンドが安定していた。

1曲目は初耳。中学生向けに書かれた混声3部合唱曲だそうですね。ふむふむ。

2曲目はゴスペルスタイルでの演奏。従って編曲者が別にいるはずだがクレジットされておらず。舞台いっぱいに広がって歌い踊る。この曲の前に「手拍子も演奏の一環ですので、お客様は手拍子を打たないようにお願いします」とかいうアナウンスが入っていた。

3曲目は第73回(2006年)NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲。しみじみした味わいと信長アレンジならではの高揚を両方とも表現したのは成人合唱だからこそかな。

フィナーレ
  • 松本隆作詞/平井夏美作曲/今村康編曲「瑠璃色の地球」
  • 北川悠仁作詞作曲/今村康編曲「栄光の架橋」

これまた合唱。先程のメンバーに、他のステージの出演者などが加わって演奏。

「瑠璃色の地球」は合唱だと源田俊一郎編曲版が有名。若者とかだと松田聖子がオリジナルだと知らない人も多いかも。今回のバージョンは初めて聴くが、なかなか凝った編曲。

「栄光の架橋」には長岡少年少女合唱団も暗譜で参加。この曲に童声が混ざると違った感動がありますね。

会場の皆様もご一緒にどうぞ
  • 高野辰之作詩/岡野貞一作曲「ふるさと」

歌詞がパンフレット裏表紙に刷ってあり、それを見ながら1番から3番まで一同でフルコーラス歌う。毎年12月に行う「リリックホール コーラスフェスティバル」でも同じ趣向あり、長岡の音楽家はこういう企画がずいぶん好きなようで。


何名か仕事でお世話になったことのある方々や合唱界の知人が出ていたので終演後にでも挨拶できればと思っていたが、叶わず。

ともあれ出演者・スタッフ・来聴者の皆様、お疲れ様でした。

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