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2014/05/11の日記:長岡市民合唱団 第28回定期演奏会

5月11日午後、長岡リリックホールへ行き「長岡市民合唱団 第28回定期演奏会」を聴いてきた。前回この団の単独演奏会へ足を運んだのは4年前


開場寸前に現地に着いたら、コンサートホール入口からホール東側エントランスを超す行列ができていた。混雑ぶりなどは4年前と同様。本番の何日か前、新潟日報の朝刊に練習を取材した記事が載っていたが、その影響もあるのだろう。


第一部

混声合唱による『日本抒情歌曲集』より
編曲:林光
指揮:船橋洋介/合唱:長岡市民合唱団/ピアノ:齋藤淳子
  • 箱根八里
  • 浜辺の歌
  • 待ちぼうけ
  • かやの木山の
  • この道

このステージが最も客席(自分が座ったのは出入り口そばの上手寄り)によく声が届いていたように思った。共演楽器がピアノ1台だったからかもしれないし、馴染み深い日本語曲だからかもしれないし、それ以外の事情もあるのかもしれない。ともかく、心安らかに拝聴することができた。

Jazz Generationによるセッション
演奏:Jazz Generation
  • What Is This Thing Called Love
    (作曲:Cole Porter/編曲:Rick Overton)
  • Conch Fritters
    (作曲:Rick Overton)

次のステージ以降で共演するJazz Generationの単独ステージ。「Jazz Generation」とは、トランペット奏者のRick Overton氏らから成るジャズグループで、このステージではトランペット、サックス、ピアノ、ベース(ウッドベースとエレキベースの持ち替え)、ドラムスのクインテット編成で演奏が行われた。

演奏に先立ち、船橋洋介氏によるグループ紹介や、Rick Overton氏によるジャズの聴き方ガイドや曲目紹介のMCがあった。

1曲目はスタンダードナンバーをアドリブ全開にアレンジしたもの。カリブ海(だったかな)で食べたスパイシーな巻貝のフリッターをイメージしたという2曲目は、ポップ。

第二部

MISSA in tempore incerto
作曲:Christoph Schoenherr
指揮:船橋洋介/合唱:長岡市民合唱団/テノール独唱:渡邉公威/アンサンブル:Jazz Generationほか
  • Kyrie
  • Gloria
  • Credo
  • Sanctus et Benedictus
  • Agnus Dei

クラシック、ジャズ、ロック、ゴスペルなどの要素を持つ、合唱とジャズアンサンブルを含む管弦楽のための現代ミサ曲。各要素のボーダレスな混在ぶりや、合唱の鳴らし方からは、千原英喜氏の作品群に近いものが感じられる。

アンサンブルパートは、Jazz Generationのメンバーにトランペットがもう一人加わり、新日フィル第一ヴァイオリン奏者・竹中勇人氏をコンサートマスターとする弦楽器アンサンブルとの合同演奏。

なお、一部ウェブサイトで「日本初演」という記載がみられるが、実際は「原曲通りの編成による」という前置きが付くのが正確なところなようである。ネットで確認できる限り、2010年に混声合唱団小田原木曜会第35回定期演奏会で取り上げたという記録が見つかる。このときはピアノ・打楽器・サックスという編成で演奏された。

第三部

オペラ歌曲集
指揮・ピアノ:船橋洋介/合唱:長岡市民合唱団/ソプラノ独唱:石上朋美/テノール独唱:渡邉公威/ピアノ:齋藤淳子/管弦楽:Jazz Generationほか
  • 歌劇『アイーダ』〜「凱旋の場」より
    「栄光あれ エジプトに、イシスの女神に」
    凱旋行進曲
    「来たれ、復讐の戦士よ」
  • 歌劇『ナブッコ』〜「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」
  • 歌劇『蝶々夫人』〜「ある晴れた日に」
  • 歌劇『椿姫』〜「僕の燃える心を」
  • 歌劇『ラ・ボエーム』〜「おお麗しい乙女よ」
  • 歌劇『カヴァレリア ルスティカーナ』〜「天井の元后 お喜びあれ」

ステージタイトルの「歌曲集」にヒントがあったとは……。『アイーダ』『ナブッコ』からのナンバーは、船橋氏の指揮、齋藤氏のピアノと、合唱+管弦楽による演奏。『蝶々夫人』からのナンバーは、石上氏の独唱と船橋氏のピアノ。『椿姫』からのナンバーは、渡邉氏の独唱と船橋氏のピアノ。『ラ・ボエーム』からのナンバーは、石上氏+渡邉氏の二重唱と船橋氏のピアノ。『カヴァレリア ルスティカーナ』からのナンバーは、船橋氏の指揮、齋藤氏のピアノと、二重唱+合唱+管弦楽による演奏。

管弦楽は第二部のメンバーから若干増えていたような。驚いたのは、Jazz Generationの皆さんが普通に管弦楽を演奏していたこと。普段演奏している音楽とはずいぶん違うスタイルなのに、さすがである。

アンコールは、全出演者による「乾杯の歌」(歌劇『椿姫』より)。


末筆ながら、出演者・スタッフ・来場者の皆様、長時間お疲れ様でした。

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