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2014/06/22の日記:第55回新潟県合唱祭 in 加茂

「第55回新潟県合唱祭 in 加茂」へ出かけてきた。昨年9月に演奏活動を休止して以来、合唱の演奏されるコンサートで長岡市外へ足を運ぶのは初めて。今回はまったく出演せず、開会式から閉会式まで、プログラムのほとんどを拝見拝聴堪能した。そういえば合唱祭に一聴衆として足を運んだのも初めてだ。


会場の加茂文化会館へ10時20分ぐらいに到着。わが家からはマイカーでほぼ1時間。

開会式では、新潟県合唱連盟理事長・梅山登氏と、加茂市長・小池清彦氏によるスピーチ。梅山理事長は「加茂市は新潟県における音楽活動の重要な基点である」、小池市長は「できれば毎年ここで新潟県合唱祭を開いていただけると嬉しい」みたいなお話。開会式のあと、小池市長は講師席エリアに着座し、第1部(午前の部)にあたる10団体の演奏を楽しんでおられた。

第1部終了後、えちごコラリアーズの木越指揮者およびメンバー何人かに遭遇し、ホールの響きや進行状況などの話をする。

昼飯は会場から徒歩数分のファミリーレストランで。会計時に店の時計を見たら午後の部が始まる時刻。急いでホールに戻ったが、到着時には第2部最初の団体「合唱団雪椿」の演奏後半であった。というわけでこの団体だけ客席で聴けず。

第2部と第3部の間の休憩時、男声合唱団トルヴェールの一部メンバーに遭遇。その場で「またのちほど」と言って別れたものの、閉会式後にも会えるかなと思っていたら叶わず。

第4部までの本編終了後、恒例化している全体合唱「故里の春」。せきも新潟県合唱祭のウェブサイトから楽譜を入手・持参して客席で合唱に混じってみたけど、しばらく声を出してないと色々錆びついているもんですなあ。

閉会式。全体講評を務めたゲスト講師は、群馬県合唱連盟理事長を務める声楽家の松原眞介氏。「講評なんておこがましい。感想ということで」と前置きしたうえで「新潟県の合唱祭は団体の規模も編成・声種も選曲も多種多様で素晴らしい。聞いていて飽きなかった」「合唱が聴衆に言葉を伝えるためには、会話でしゃべるより若干オーバーに発音・発語する必要がある。具体的には、たとえばワ行を発音する際に子音 [w] を入れてみるなどの工夫をしてはどうか」「他の講師から『ユニゾンをもっと磨いてほしい』という意見が出ていた」などとおっしゃっていた。


出場した全38団体のうち、なんらかの個人的接点がある15団体について、何様といわれるかもと畏れつつ、メモを記しておく。

女声アンサンブルiris

朝一番とは思えないほど声が出ている演奏。歌い手ひとりひとりが間隔をもう少し開けて並ぶほうが、この団の持ち味がより生きるのではという気がした。

合唱団Lalari

ルネサンスモテット2曲。1曲目よりも2曲目のほうが、よく楽曲へ馴染んでいるように見受けられた。

新潟大学合唱団

学生指揮者のタクトによる演奏は準備が行き届いていると思う。これから名島啓太氏がどのように色づけしていくか楽しみなところ。

新潟大学医学部合唱団

tek310氏が振る合唱団の中で、この合唱団の演奏はとびぬけて熱を帯びているように感じられる。2曲目に歌った「こころよ うたえ」が持つ曲そのものの熱気との相乗効果もあろうが。

越の国室内合唱団 VOX ORATTA

沖縄ゆかりのポップス編曲もの2曲を、指揮者なしの簡易な振り付きで。2曲目「ハイサイおじさん」では合唱団員の手拍子に合わせて客席からも手拍子が鳴った。

Vocal Communication こしひめ

前述の木越氏が指揮する女声アンサンブル。今回初めて存在を知る。萩京子作曲の重唱曲「風がおもてで呼んでゐる」は興味深い選曲。Communicationというスタンスが今後どう展開されてゆくのか。

合唱団にいがた

ヘンデル「メサイア」から、合唱が歌う最初の曲「And the Glory of the Lord」と、終曲の後半にあたるAmenコーラス。いずれもスタミナのいる曲だが、バテた雰囲気を全く見せなかったことに驚嘆。

レディースクワイヤJune

前日の定期演奏会でも歌ったユーミン作品の編曲もの。2曲目「ルージュの伝言」では歌い手の踊りに合わせ、客席から手拍子が自然発生で沸き起こった。

合唱団ユートライ

パレストリーナのモテットと武満徹のうた。全団体中、cantabileがいちばん表に出ていた団体だったのでは。

三条フェスティバル合唱団

三沢治美編曲のポップスメドレー。あまり作り込み過ぎず、ナチュラルさが前面に出た感じだったかな。

敬和学園高等学校混声合唱部

まだ新年度に入って間もないのにサウンドの安定感が抜群。

男声合唱団トルヴェール

メンバーに入れ替わりはあれど、奔放なTop Tenor、リズムを刻むBass、ハーモニーを決めるべく職人芸を駆使する内声と、いつも通りのトルですね。

えちごコラリアーズ

練習を積み重ねてきたのはよく分かった。タリスのモテット「Hear the voice and prayer」最後で鳴った倍音も聞き取れた。舞台の中だけで音楽が閉じてしまっているみたいに感じられたのは多分せき側の問題であろう。

新大室内合唱団

チルコット「Little Jazz Mass」よりKyrieとGloria。JazzよりもMass(ミサ)に重きを置いたかの如き、慎ましやかな演奏。


末筆ながら、出演者、スタッフ、来場者のみなさま、お疲れ様でした。

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