blog.合唱アンサンブル.com

せきと申します。ウェブサイト「合唱アンサンブル.com」を動かしております。

ステージ出演予定などは告知カテゴリをご覧ください。

2016/05/22の日記:越の国室内合唱団 VOX ORATTA 第1回 Greetings Concert

越の国室内合唱団 VOX ORATTA 第1回 Greetings Concert」を聴きに、長岡リリックホールのコンサートホールへ出かけてきた。


この団が開催する単独演奏会としては2度目のはず。ただ前回の昨年は「第1回演奏会」だったのが、なぜか今回は番号がリセットされ名称も変わっている。コンサートの名称は地域の皆様へのご挨拶という意図が込められているとか。

5月21日に新潟公演、5月22日に長岡公演という形で開催された。せきが聴きに伺ったのは後者のみ。

チケットは合唱団Lalariの練習へメンバーが宣伝にいらしたときに購入。


このたびは初の試みとして公募メンバーを加えてのステージが設けられた。パンフレットによると、既存メンバーが20名に対し公募メンバーが21名。長岡ゆかりのメンバーだと、長岡少年少女合唱団や長岡向陵高校や長岡技術科学大学の現役生OBOGもいる。地域に根差した活動ぶりが分かって喜ばしい。

そういえば今までは出演者および関係者直筆のメッセージが顔写真付きでボードに張り出されていたけど今回はなかったような。


Opening
  • Ain-a That Good News!
    Negro Spirituals/編曲:William L. Dawson
    指揮:仁階堂孝(以下すべて同じ)

いわゆる黒人霊歌。男声合唱では時々演奏されるが、混声合唱で聴くのは初めて。オープニングにふさわしい選曲・演奏であった。ただ、あくまで個人的な趣味として、いわゆる黒人霊歌として聞くには声の粘っこさが物足りなかったかな。

1 stage
  • O magnum Mysterium
    (作曲:Nicholas White)
  • Morning Tide
    (オーストラリアの伝承歌/作曲:Stephen Leek)
  • Deep River
    (Negro Spirituals/編曲:Harry T. Burleigh)
  • The Battle Of Jericho
    (Negro Spirituals/編曲:Moses Hogan)

英語圏の合唱曲ステージ、といったところか。歌い手の若々しさがまぶしい。

「O magnum Mysterium」は耳に親しみやすそうなモテット。

「Morning Tide」は、パートソロから徐々に声部が増えて音が分厚くなっていくという趣向の曲。

後半2曲の感想はオープニングに同じ。「The Battle Of Jericho」はちょっと凝った編曲が面白かった。

どのステージも曲間でメンバーがマイクをとり交替でMCをつとめた。

2 stage
  • Io mi son giovinetta
    (作詩:Rinaldo Alessandrini/作曲:Claudio Monteverdi)
  • Ecco mormorar l’onde
    (作詩:Torquato Tasso/作曲:Claudio Monteverdi)
  • Che se tu seil cor mio
    (作詩:Giovanni Battista Guarini/作曲:Claudio Monteverdi)

モンテヴェルディ作曲のマドリガーレを集めたステージ。サウンドはこのステージが最も曲と相性がよかったかな。

2・3曲目はLalariで取り組んでいる曲なので、いろいろ勉強になった。

Special Stage
  • 今日からはじまる
    作詩:高丸もと子/作曲:今成満

指揮者なしのカルテット。原曲はピアノ付き童声合唱曲らしい。長岡少年少女合唱団のレパートリーで、同団による実演の動画がYouTubeで公開されている。今回は無伴奏混声4部で演奏された。ソプラノのメンバーが長岡少年少女合唱団OGというのが選曲理由のひとつと説明されていた。

演奏後、仁階堂氏がステージに上り「練習の合間にこの曲を歌っているのを聞くたび涙が出る。素晴らしい曲なので譜面を市販してもらえるよう出版社に要望したい」みたいなお話。客席で聴いておられた作曲者がステージに呼ばれて紹介された。今成氏は上越教育大学の1期生で、仁階堂氏は後輩とのこと。

このステージでも歌い手が一人一人マイクを取ってスピーチ。最初のメンバーが「毎回『こんにちは』と呼びかけてますが、そろそろ飽きてきましたよね」などと言った。笑いが起こったものの、そのあとメンバーが「こんにちは」と呼びかけても客席が反応しづらい空気になってしまった。

3 stage 公募合唱団ステージ
  • ぜんぶ
    (作詩:さくらももこ/作曲:相澤直人)
  • Takeda Lullaby 〜竹田の子守唄〜
    (京都府民謡/作曲:Grayston Ives)
  • 鉄腕アトム
    (作詞:谷川俊太郎/作曲:高井達雄/編曲:信長貴富)
  • ハイサイおじさん
    (作詩・作曲:喜納昌吉/作曲:松永ちづる)

このステージでも曲間でMCや、公募メンバーへのインタビューが挟まった。公募メンバーの中に今成満氏の娘さんが混じっていることが、ここで紹介された。公募メンバーは皆さん「ぜんぶ」が印象深いと答えていたっけ。

どれも歯ごたえのありそうな曲ながら、公募メンバーは全員暗譜での演奏。3回の練習でこれとは、よほど密度の濃い練習をやったんだろうな。驚嘆。

「ハイサイおじさん」はVOX ORATTAにとって演奏頻度の高いレパートリー。せきは2度だか3度だか実演に接した覚えがあり、今回も今まで同様に振り付きで演奏された。

アンコールは、VOX ORATTAが近年集中的に取り組んでいる信長貴富作品より「しあわせよ カタツムリにのって」。


終演後、ロビーで出演者の皆さんが並んで来場者をお見送り。Vocal Communication こしひめに参加している公募メンバーから声をかけていただいた。ほか、出演者や来場者の何名かとご挨拶。


出演者・スタッフの皆様、2日間お疲れ様でした。「Greetings Concert」という枠組みでの演奏会、次はいつでしょうか?

コメントする

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.


    ケータイ利用者さまへ

    当ブログは携帯電話から直接アクセスできます。コメントも可能です。

    なお、アクセントやウムラウトが付いたアルファベットや「髙(ハシゴ高)」などの文字を正しく表示できない携帯電話端末が存在するので、そういう文字は代替表記しています。

One in a Million Theme by WordPress theme