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2016/10/08〜09の日記:オペラ「てかがみ」音楽稽古

今年11月25日・27日に長岡リリックホール開館20周年記念事業として上演されるオペラ「てかがみ」稽古、通算第10回および第11回。今回は本番を振る指揮者・牧村邦彦先生による音楽稽古。


10月08日

リリックてかがみ合唱団(大人の合唱団の名称)に招集がかかっていたのは14時から21時まで。開始は数分遅れで、まずはそれまで練習していた長岡少年少女合唱団との合同によりフィナーレの稽古。この曲だけ全出演者が一緒に歌うのだ。

30分程で長岡少年少女合唱団が帰り、大人だけでの合唱リハーサル。

牧村先生は声の取り扱いをよくご存じ。ルックスはちょっと牛尾孝氏もしくは岩本達明氏っぽいが、コーチの仕方は北村協一先生を思い起こさせるもの。ポイントをついた的確なる指導に合唱団が即座に反応して音楽がみるみる変わっていく。

1時間おきぐらいに休憩を挟みつつ、合唱団は17時半過ぎに解散。スタジオ内では引き続きソリストの稽古が行われた。

稽古時間の短縮は急遽決まったことだったため、不参加だった合唱団メンバーには事務局の方が電話で連絡を入れてくださったのだが、連絡が間に合わず夕刻から合流するつもりだった人が2名ほどいらした。稽古の模様は撮影されていて参加者にDVDで配付されるとのことだが、DVDを焼いて配って視聴する時間を考えると翌日の稽古にはどう考えても間に合わない。そこでせきはスタジオ前に残り、その方々に口頭で一通りの指示を伝えた。

10月09日

リリックてかがみ合唱団は17時集合。25分間ほどウォームアップの時間をもらい、不肖せきが仕切りを担当。声出しのほか、大枠の心構えとして「オペラでは自分たちが歌わないときも音楽が流れ続けている。自分たちの世界に入り込まず、皆で音楽を作るものだ。そのためには最低限タクトを見たりピアノを聞いたりなど周りに注意を払おう」などという話をする。

17時半からソリストの皆様と一緒に音楽の通し稽古(長岡少年少女合唱団は不在だったため、児童合唱のくだりはカット)。だが合唱はタクトやピアノと揃わず、過去の練習のテンポを引きずって歌いだしてしまった。ウォームアップで申し上げたことは伝わらなかったのだなと、己の指示の至らなさを思い知る。あと、この日に音楽通し稽古を行うというアナウンスが合唱団に向けてなされておらず、いきなりの通し稽古に戸惑ったという声をあとで耳にしたので、ウォームアップの時に「今日は通し稽古です」と明確に伝えるべきだったなと反省。

通し稽古は20時頃に終わり、合唱団だけ残っておさらい。牧村先生からは前日に引き続きとても有益な指導をいただいた。たとえば「ブレスで音楽の表情を切り替える。フレーズの始まりはいきなり息継ぎするのでなく、その前の音楽に合わせてたっぷり息を吸おう」「メトロノームを使って練習する場合、電子式でなく針が振れる機械式を使うべし」「日本語でいう強拍・弱拍は、英語ではdownbeat(下拍)・upbeat(上拍)という。上と下はどっちが大事? 日本人は4拍子というと強拍ばかり意識するが、西洋音楽ではバッハでもロマン派でも近現代でもupbeat(2拍目・4拍目)が大事。メトロノームを使う際もupbeatに合わせて練習すると勉強になる」など。

21時ちょっと前に解散。だがせきはスタジオ前に残り、昨日同様、途中から参加したメンバーに一通りの指示を口頭で伝えた。


次回からは演出稽古。9日の通し稽古には演出家の西川先生も立ち会っておられた。合唱団にどういう印象を持ち、どういう演技を課すことか、期待やら不安やら。

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