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2018/07/01の日記:第39回立教大学グリーフェスティバル

日帰りで上京。

第38回(2017年)以来の立教大学グリーフェスティバルを聴きに、四女連以来のかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールへ。

終演後、いちOBとしてレセプションに混ぜていただいた。


エール「立教大学校歌 栄光の立教」

現役による演奏。「St. Paul’s Will Shine Tonight」が演奏されたかどうかはもはや記憶の彼方。

立教大学グリークラブ

混声合唱組曲『いつか虹の向こうへ』
作詩:みなづきみのり/作曲:三好真亜沙
指揮:舛本祐己(学生指揮者4年)/ピアノ:内木優子
  • 雨の樹の主題による小幻想
  • 長靴を履いた天使
  • いつか虹の向こうへ

例年、現役のみのステージは愛唱曲集と銘打ったオムニバスステージだった。たぶん私が卒団した直後あたりからなので20年ぐらいになろうか。でも今年は久々の組曲。2017年夏に京都で開かれた、同志社グリークラブ、金城学院大学グリークラブとの交歓演奏会での合同演奏曲。素晴らしい曲なので再演したいという意向による選曲だとかレセプションで聞いたような。

楽曲は合唱になじみの薄い人にも聴きやすいもので、組曲ならではの一貫性もあり、あっという間だった。

この組曲は2017年2月「合唱団うぃろう 第8回演奏会」で初演された。残念なことに現時点でも未出版のはず。第2曲「長靴を履いた天使」は、2015年に新潟で行われた「雨やどりコンサート」のために書き下ろされた女声合唱曲の改作かな?

女声合唱団しおん

女声合唱とピアノのための組曲『ある真夜中に』より
作詩:瀬戸内寂聴/作曲:千原英喜
指揮:湊晋吾/ピアノ:前田勝則
  • 1. 愛から悩みが生まれ
  • 3. 寂庵の祈り
  • 4. ある真夜中に

パンフレットに「大人の女性の合唱」と記された通り。すべてを理解したうえで表現すべきことのみを表現した、分別ある演奏。

OB・OG混声合唱団トリニティコール

混声合唱組曲『心の四季』より
作詩:吉野弘/作曲:高田三郎
指揮:田中秀男(昭和38年卒)/ピアノ:渡辺研一郎
  • 1. 風が
  • 3. 流れ
  • 5. 愛そして風
  • 6. 雪の日に
  • 7. 真昼の星

人生の機微を知る大先輩ならではの滋味に富む演奏。

第2・4曲は演奏時間の都合により割愛した由。7月22日に行われた「田中秀男と仲間たち〜三つの合唱団による合同演奏会〜」や10月12日に行われた「混声合唱団トリニティコール定期演奏会 第17回 秋のメッセージ」では全曲やった模様。

ピアニストの渡辺氏は近年ルネサンスものの合唱でも活躍しておられる。レセプションの折、どのようなご縁で渡辺氏がトリニティとかかわるようになったか指揮者の田中先輩に伺ったところ、渡辺氏が幼いころからの知り合いだったとのこと。「タッチがとても綺麗でしょ」とおっしゃっていた。

立教大学グリークラブ・OB有志

男声合唱組曲『月光とピエロ』
作詩:堀口大學/作曲:清水脩
指揮:渡辺亨(平成7年卒)
  • 月夜
  • 秋のピエロ
  • ピエロ
  • ピエロの嘆き
  • 月光とピエロとピエレットの唐草模様

声もハーモニーも発語も素晴らしい。立教グリー現役にもOB男声にも珍しいくらい、いまひとつ呼吸が合わないように感じられる箇所がところどころ印象に残ったけれど、YouTubeで公開された動画「月光とピエロ(立教グリーフェスティバル_2018)」を見ると粗は気にならない。

立教グリー現役では、役職決めの際に学生指揮者候補が全学年の部員から信任投票を受ける「指揮選」というものが行われる。とーる先輩が男声の学生指揮者になるにあたって指揮選で取り上げたのが「秋のピエロ」。

立教大学グリークラブ・OBOG有志

ヘンデルの饗宴 〜戴冠式アンセムとメサイアからハレルヤ三題〜
作曲: Georg Friedrich Haendel
指揮:前川和之(昭和63年卒)/ピアノ:内木優子
  • Zadok the Priest(祭司ザドク) HMV258
  • Let Thy Hand Be Strengthened(汝の御手は強くあれ) HMV259
  • Halleluja(ハレルヤ;HWV56「メサイア」より)

創部95周年を祝う企画。1曲目と2曲目は「ジョージ2世の戴冠式アンセム」の曲。

今回のために内木先生がオーケストラ譜からピアノリダクションを作成した由。また、いわゆるバロックピッチを模すべく、演奏にあたって原調から半音下げたキーで記した楽譜を用意したとのこと。前川先輩がレセプションでいわく「このような取り扱いの柔軟さは、皆川達夫先生や有村祐輔先生から学んだ」とのこと。

なかなか新鮮な選曲だし、他のステージに勝るとも劣らぬクオリティの演奏。

アンコールで皆川達夫名誉部長が登場、吉例「神共にいまして」を指揮して終演。皆川先生はますます壮健なご様子だったものの、杖をついて歩いたり椅子に腰かけてタクトを振ったりなさったことや、レセプションにいらっしゃらなかったことが気にかかった。

このステージおよびアンコールの模様は、YouTubeで「ヘンデルの饗宴(立教グリーフェスティバル_2018)」として動画が公開されている。


末筆ながら、出演者・スタッフ・来場者の皆様、お疲れ様でした。

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