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2018/08/30の日記:KIRARA & ORATTA さまぁこんさぁと

長岡リリックホールのコンサートホールで、彩の国コンソーシアム合唱団 KIRARA☆Mixed(以下「KIRARA」と略)と越の国室内合唱団 VOX ORATTA(以下「ORATTA」と略)による交歓演奏会「さまぁこんさぁと」を聴いた。

両団ともひたむきに自分たちの音を表現しようとしていたさまが印象に残る。

出演者・スタッフ・来場者の皆様、お疲れ様でした。


KIRARAはインターカレッジの混声合唱団。毎年夏に新潟県内で合宿をおこなっている。従来は妙高近辺で合宿していたが、2018年は長岡市内を合宿地とし、その成果発表を兼ねたミニコンサートを、長岡市を拠点とするORATTAと共同で開くことにした由。両団とも仁階堂孝氏を指揮者に仰ぐ。

せきは、7月半ばに長岡市内某所で行われた非公開イベントで、この演奏会のご案内をいただいた。


演目。全曲、指揮者は仁階堂氏。

なぜか両団体のウェブサイトにはこの演奏会について記載が見当たらないので、僭越ながら当ブログで記録を残せればと。配布されたプログラムのリーフレットではタイトルと作詩作曲者が簡略に列挙された程度(むしろ事前に配布されたチラシのほうが情報量が多かった)なので、あえて詳細に書くことにする。

第1ステージ:KIRARA単独・海外作品ステージ

  • Morning Tide
    (作曲:Stephen Leek)
  • Deep River
    (Jubilee Songs/編曲:H. T. Burleigh)
  • Dein Herzlein mild
    (『7 Lieder op.62』第4曲。作曲:Johannnes Brahms)
  • El Hambo
    (作曲:Jaakko Maentyjaervi)

声が若い。

前半2曲は2016年5月の「越の国室内合唱団 VOX ORATTA 第1回 Greetings Concert」でも演奏された。仁階堂氏が折に触れて取り上げるレパートリーのひとつなのかな。うち「Morning Tide」は、オーストラリアの伝承歌をもとにする合唱曲。

いわゆる黒人霊歌を「Jubilee Songs」と呼ぶのは、不勉強にして初耳。

歌いながら動き回る際、女声メンバーの靴音が大きすぎて(Foot Stompとして鳴らしているわけではない様子)歌声の妨げになっている点が気になった。

第2ステージ:ORATTA単独

  • 今日からはじまる
    (作詩:高丸もと子/作曲:今成満)
  • 『Mass for four voices』より Agnus Dei
    (作曲:William Byrd)
  • 合唱組曲『Missa pro Pace(平和のミサ)』より Gloria
    (作曲:佐藤賢太郎)
  • Love in Bloom
    (『Three Love Songs』第2曲。作詩:April Amante/作曲:佐藤賢太郎)

「Agnus Dei」は2018年度全日本合唱コンクール課題曲のG1。

後半2曲は2018年度全日本合唱コンクール自由曲の再演。佐藤賢太郎氏の無伴奏作品を積極的に取り上げるあたり、せきはORATTAの創団当初を想起する。信長貴富氏に委嘱した『あの日の空の詩』が初演された「越の国室内合唱団 VOX ORATTA 第2回演奏会」終了後にメンバーがだいぶ入れ替わったようで、原点回帰によってサウンドを再構築しようとしているのかもと推測している。

第3ステージ:KIRARA単独・日本作品ステージ

  • むらさきつゆくさ
    (無伴奏混声合唱組曲『思い出の向う側』第5曲。作詩:星野富弘/作曲:なかにしあかね)
  • まいまい
    (合唱のための『12のインヴェンション』第8曲。作曲:間宮芳生)
  • あなたがいる
    (混声合唱のための『祝婚のうた』より。作詩:谷川俊太郎/作曲:後藤丹)
  • わが抒情詩
    (混声合唱のための『コスミック・エレジー』第3曲。作詩:草野心平/作曲:千原英喜)

「あなたがいる」は仁階堂氏のレパートリーの一つ。「わが抒情詩」は近年スタンダードナンバーとなりつつある合唱曲のひとつ。

「まいまい」は2018年度全日本合唱コンクール課題曲のG3。ただ、エントリーしていたにもかかわらず埼玉県大会の段階で棄権したとのことで、このたびのステージは貴重な公開演奏の場だった模様。

第4ステージ:合同STAGE

  • 今、ここに
    (作詩:伊藤玲子/作曲:松下耕)
  • 酒頌
    (作詩:W. B. Yeats/訳詞:林望/作曲:上田真樹)

プログラムに記されていたのは「今、ここに」のみ。「酒頌」はアンコールとして演奏された。いずれも、もはやスタンダードナンバー。


この演奏会の場で『あの日の空の詩』初演DVDを買えるものと期待していたけれど果たせず。DVDは1か月ほどのち仁階堂氏が長岡市にいらしたとき手渡しで購入した。

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