blog.合唱アンサンブル.com

せきと申します。ウェブサイト「合唱アンサンブル.com」を動かしております。

ステージ出演予定などは告知カテゴリをご覧ください。

2014/08/17の日記:平成26年度全日本合唱コンクール新潟県大会

今週に入り「Nコン 新潟」みたいな検索語で当サイトを来訪する方が何人もいらっしゃるようです。3年前のリポート(中学校の部高等学校の部)を載せている影響と思われますが、Nコンを客席で観覧したのは今のところあのときだけです。あいにく今年とかの情報はございません。


それはさておき。全日本合唱コンクールの新潟県大会を聴きに、新潟県民会館へ出掛けてきました。今回は10時のスタートから17時半過ぎの表彰式までずっと拝見拝聴しておりました。


審査結果は概ね穏当だと思いました。聴いていて金銀銅どれになるか複数の可能性が思い浮かんだ団体もありましたけど、結果を見て「審査員は○○な基準で点をつけたんだろうな」と見当がついたものばかりでした。

全日本合唱コンクール新潟県大会で知ることのできる結果は「コンクール – 新潟県合唱連盟」に載っている各賞一覧だけです。出場団体へは審査員からのコメントが渡されるだけで、各審査員が各団体に付けた評点やそれを集約する方法(新増沢方式とか)については全く公表されていません。

以下、各団体の演奏に対する個人的印象によって公表されている成績を後付けで解釈し、審査傾向を左右した要素が何だったかを、憶測の範囲内にとどまるものであることを承知の上で、考えてみましょう。

中学校部門については「アンサンブルがどれだけ整理されているか」「演奏者が、曲の構造やその中で今自分が歌っている箇所がどんな役割を果たすかを、どれだけ頭に置いているか」あたりが大きく影響したように思いました。掛け合いがあったり主旋律と脇役の役割分担がところどころ入れ替わったりするような曲が多かったからかな。

順番が前後しますが、次に大学一般職場部門。響きや表情の豊かさが成績に反映されたように見受けられます。「響き」とは、端的にいうと、音圧(人数相応以上で、かつアンサンブルに破綻をきたさない程度に声が飛んでいる)やダイナミックレンジといったあたり。「表情の豊かさ」とは、フレージングや歌い回しといったあたり。この表情づけについては、一般論として、実際には音量差が小さ目だけどダイナミックレンジが広いように知覚させるというテクニックも可能だったりします。いずれにせよ、アンサンブルの精緻さではあまり差がつかなかったか、それ以外の要素を重視した採点が大勢を占めたかといったあたりかなと思います。

大学ユース合唱部門は2団体とも金賞となりました。どちらも一定以上のレベルをクリアしていたということでしょう。そんな中で新潟大学合唱団が代表および理事長賞を獲得したわけで、同団はここまで記してきた要素をまんべんなく満たしていた上、歌い手の自発性も恐らくトップレベルで、結果として一番のびのびとした音楽を奏でていたように感じました。

高等学校部門は、響きが6割、アンサンブルの精緻さが4割といった割合と見受けられました。結果として人数が多い団のほうが成績がよい傾向ですが、必ずしも数は力とかいう話ばかりでなく、どこに向かって声を発するかとか、歌い手一人一人の自発性および開放性の高さとかも影響しているように見受けられます。


平成26年度全日本おかあさんコーラス全国大会が新潟で開催される都合上(今日明日ですね)、今年は平成26年度全日本合唱コンクール新潟県大会が例年より1週前倒しで行われました。それでNコン2014新潟県大会を優先させた学校が増えてどうのって話をちらほら耳にしますが、新潟県合唱連盟公式サイトに載っている過去4年分の結果一覧と見比べると、実は平成22年度から今年までの出場団体数はさほど大きく変動していないんですよね。

県立長岡向陵高等学校が全日本合唱コンクール新潟県大会への参加を申し込んでいながら出場辞退しましたが、ここはNコンにも出ていません。(ご参考:「Nコン2014 | 新潟県大会 高等学校の部 参加校一覧」と、その魚拓


いつもなら各団体の演奏についてひとつひとつ所感を述べるところですが、今回は団体数が多いので差し控えます。個別の演奏について興味のある方がいらっしゃいましたら、私信なり当ブログのコメント欄なりツイッターの@やかDなりFacebookのメッセージなりでお尋ねいただければ、できる限り対応したく存じます。

コメントする

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.


    ケータイ利用者さまへ

    当ブログは携帯電話から直接アクセスできます。コメントも可能です。

    なお、アクセントやウムラウトが付いたアルファベットや「髙(ハシゴ高)」などの文字を正しく表示できない携帯電話端末が存在するので、そういう文字は代替表記しています。

One in a Million Theme by WordPress theme