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作曲家・小林秀雄氏 逝去

作曲家の小林秀雄氏が亡くなられました。どうぞ安らかに。


せきが演奏に参加したことのある小林秀雄作品は、今のところ混声合唱曲集『落葉松』のみです。大学2年生だった1993年、立教大学グリーフェスティバル現役生ステージで、準学生指揮者・渡辺亨さんの指揮により全4曲を歌いました。音取りのハードルは低めながらも歌いごたえがあり、聴いていても何かが胸に残る曲たちという印象です。

実演に接したことのある小林秀雄作品は、前述した『落葉松』の混声合唱曲版および女声合唱版と、『九州民謡によるコンポジション』女声合唱版と、女声合唱とピアノのための組曲『夢二幻想』と、民謡の無伴奏女声合唱編曲「ちゃっきりぶし」ぐらいです。混声合唱曲については『優しき歌』『伊勢志摩』等々たくさん書いておられるのですが、なぜかご縁がありません。

ご本人のお姿は一度だけ拝見したことがあります。ずいぶん前、新潟県合唱祭が上越市で開催されたとき、ゲスト講師としていらしていたのでした。上越地方で新潟県合唱祭が行われる場合、くびき野合唱連盟の合唱祭と併催という形を取り、くびき野合唱連盟の合唱祭では終演後に賑々しく交流会だかパーティーだかが開かれるのですが(私は参加経験なし)、あのときは小林氏もそれに参加され、御自らのピアノにより一同で「落葉松」を歌ったとかいう話を小耳に挟んで少々うらやましく思ったような覚えがあります。


男声合唱作品は残念ながら少ないです。小林氏ご本人の筆によるものは、拙サイト内「日本の絶版・未出版男声合唱曲」に載っている「北海」「風鈴と金魚」「青い馬」およびリストアップ後に出版された「落葉松」と、この記事を書くために調べていてリストアップ漏れに気づいた昭和38年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲「白い雲」だけかしらん。

「落葉松」男声合唱版は曲集の表題曲のみ、しかもソプラノ独唱つき。男声合唱とピアノだけで歌えるバージョンがあればいいなとか、曲集『落葉松』全4曲の男声合唱版があればもっといいな(「あなたと私と花たちと」について抵抗感をおぼえる御方もいらっしゃりそうですけど)などと思っていましたが、実現しなかったようです。


氏が亡くなられたのは7月25日ですが、マスメディアで公に報じられたのは10日後の本日午後です。近年は葬儀を内内で済ませ、そこそこ落ち着いてから公表するという形が多いのですよね。

ただ、SNS上では逝去翌日あたりから訃報が流れていました。せきが知ったのは大津康平氏のツイートです。

出典を探したところ、辻秀幸氏がFacebookに「古橋富士雄氏からの電話で聞いた話」として投稿したのが源流らしいという情報を複数のルートで目にしました。ただ、そのFacebook投稿は友達限定公開らしく、辻氏と「友達」でないせきは未だ原文を確認できていません。



作曲家を追悼する当ブログの記事は、石井歓氏三木稔氏林光氏三善晃氏に続いて4人目(合唱曲はほとんど書いておられない畑中良輔氏を含めると5人目)。今回だけ「作曲家・」をタイトルの頭につけたのは、何も説明がないと同姓同名の文芸批評家を思い浮かべる人が多いと思われるためです。

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