来月初め、第3回小千谷市民オペラ「ラ・ボエーム」に合唱団の一員として出演します。三連休の前半2日、皆々様におかれましてはお運びをいただければ幸いです。
- 【日時】
- 2025年11月1日(土曜日) 開場13:15/開演14:00/終演予定16:40
2025年11月2日(日曜日) 開場15:15/開演16:00/終演予定18:40 - 【会場】
- 小千谷市民会館大ホール
- 【入場料】
- 大人5,000円/中高生2,000円/小学生1,000円
※全席指定、当日券500円増
※未就学児の入場はご遠慮ください
出演者など詳細は長くなるので、PR TIMESなどに載っている2025年10月17日付けプレスリリースを御覧ください。みどころなどがまとめられています。
舞台はオリジナル通りのパリではなく1890年代あたりの新潟県小千谷市です。基本的にイタリア語詞そのままで歌いますが、翻案にとどまらない趣向がいろいろ盛り込まれており、イタリアオペラに馴染みの薄い人でもお楽しみいただけるものと存じます。
当ブログの読者は小千谷市外在住在勤の皆様が大半と思われるので、予備知識があると楽しみが倍加されるかもしれないことをメモしておきます。
小千谷といえば闘牛(牛の角突き)が名物イベントですよね。また、幕末の戊辰戦争で長岡藩の家老・河井継之助が新政府軍の岩村精一郎と面談し停戦交渉を試みた会場が、小千谷市内にある慈眼寺というお寺だったりします。詩集「あむばるわりあ」「旅人かへらず」などを著した西脇順三郎の出身地および逝去地でもあります。
余談。西脇順三郎はJASRACに著作権を信託していないことなどもあってか、彼の詩をテキストにした歌曲や合唱曲はあまり多くありません。その中では尾形敏幸作曲「混声合唱とピアノのための『五つのギリシャ的抒情詩』」あたりが有名かな。拙サイト内「日本の絶版・未出版男声合唱曲」にリストアップされたものだと、千原英喜作曲「男声合唱組曲『アムバルワリア ——Ambarvalia』」の第1・2・4曲と、なかにしあかね作曲「男声合唱とピアノのための『二十歳のうた』」第4曲「THE YAWN」があります。
小千谷市民オペラ、私は前回の「カルメン」から参加しております。今回は11月2日の公演で少しばかりソロをいただくこととなりそうです。