キッセイ文化ホールで開催された「第9回全日本男声合唱フェスティバル in 松本」に参加するため、長野県松本市まで出かけてきた。
今回も個人でのエントリー。まずは概要から。
参加の動機とか経緯とか
「第4回全日本男声合唱フェスティバル in 京都」および「第5回全日本男声合唱フェスティバル in 高知」が面白かったから。第6〜8回をスキップしてしまったけれど、また参加したいと思っていた。
間があいてしまった弁明も書いておく。2017年の「第6回全日本男声合唱フェスティバル in 小樽」は、自分の住む新潟県長岡市からは遠すぎて金銭的にもスケジュール的にも都合がつかなかったので見送り。2018年の「第7回全日本男声合唱フェスティバル in 伊豆の国」は、合同合唱練習が職場の出勤日と、本番が第39回立教大学グリーフェスティバルとバッティングしたため見送り。2020年に長野県長野市で予定されていた第8回は新型コロナウイルスがらみで中止。
蛇足ながら、第9回が長野県松本市での開催になったのは、第8回のリベンジという意味合いが含まれている。
ざっくりとした日記
7月13日
このたびは電車移動が基本。長岡駅8時29分発の特急しらゆき2号→上越妙高駅10時21分発の北陸新幹線はくたか558号→長野駅11時00分発の特急しなの10号で現地入り。上越妙高駅は新幹線ホームの下のフロアにある土産物売り場が特徴的だったな。
松本駅下車後、駅の建物に併設された飲食店街で昼食・日本そば。立教大学グリークラブ創部100周年の記念でOBOG有志が制作した、グレゴリオ聖歌「Pange Lingua」の皆川達夫名誉部長直筆による楽譜がプリントされたTシャツを着ていたら、男フェスに参加する合唱団の方々から声を掛けられた。
昼食ののち、路線バスでキッセイ文化ホールへ。到着は合同合唱練習の間際だったかな。
この日は全出場団体および個人参加者が合同演奏のリハーサルおよび聴きあい。山脇卓也講師・広瀬康夫講師・伊東恵司講師(当日の発表順)の3教室に分かれ、せきは伊東教室に参加。
合同合唱については日を改めて別記事で。
3教室どうしの聴きあいのあと、同じホール内にある大会議室へ移動し、交流会の開宴。今回、えちごコラリアーズが団体として参加していたり、越の国室内合唱団 VOX ORATTAのメンバーで個人参加者がいたりしたので、交流会での話し相手にはあまり困らなかった。
交流会解散後、フェスティバル主催者が用意した貸切シャトルバスで松本駅へ。隣に座った個人参加者さんに話しかけられる。彼は大学生だか大学を卒業して間もないぐらいだかの年頃。西日本から来た人で、刺激を求めて男フェスなどの単発イベントに参加したとか。「講師の伊東先生・広瀬先生は全日本合唱コンクール全国大会で指揮してますけど、山脇先生は未経験ですよね」と言ったので「いやいやいや。山脇先生+お江戸コラリアーずで何度も全国に出てますよ」と返答したら、驚かれた。お江戸コラリアーずのコンクール出場は2019年度が今のところ最後で、まだ5年前の話なのに、時の流れは早い。
夜9時前、主催者と提携する旅行会社経由で手配した駅前のホテルへ投宿。
7月14日
ホテルで朝風呂と朝食をいただき、チェックアウト。松本駅発8時40分の貸切シャトルバスでホール入り。
10時より「第9回全日本男声合唱フェスティバル in 松本」本編の開演。曲目やタイムスケジュールなどは全日本合唱連盟の公式サイト内にまとめられていますので、そちらをどうぞ。
開演前や休憩時間、ロビーの出店を見て回る。パナムジカのブースでは絶版になった深澤眞二著「なまずの孫 一ぴきめ」「なまずの孫 三びきめ」が1冊500円という大幅割引価格で売っていた。
17時半の少し前に終演。フェスティバル主催者が用意した貸切シャトルバスで松本駅へ戻り、昨夜とは違うホテルに泊まる。電車での日帰りも可能だけど本番を終えた疲労状態で乗り換えを重ねるのはリスキーなので、後泊することにした。主催者と提携する旅行会社経由で延泊の見積をお願いしたものの、結果として自分で宿を手配。
バスを待つ間、越の国室内合唱団 VOX ORATTAの個人参加者さんと「キッセイ文化ホールの鳴りは、新潟県内だと新潟県民会館大ホールあたりに近そう」など雑談。
7月15日
11時に宿をチェックアウト。お土産品を買い求め、駅前の蕎麦屋(前々日とは違う店)で昼食をいただき、松本駅13時06分発の特急しなの9号→長野駅14時51分発の北陸新幹線はくたか565号で家路につく。
はくたか565号は往路と同様に上越妙高駅で乗り換える予定だったが乗り越してしまい、糸魚川駅で北陸新幹線に乗り直して上越妙高駅に戻る。ただ妙高はねうまラインは接続待ちの時間が長く、想定外の寄り道をしても当初予定していた電車に乗ることができた。
直江津駅で信越本線に乗り換え、定刻通り17時59分に長岡駅に到着、そのまま帰宅。
第9回の会期中に、次回・第10回男フェスの開催地を埼玉県合唱連盟で引き受けることが仄めかされていた。そして今年5月、「第10回全日本男声合唱フェスティバル in さいたま」を2026年5月2日〜2026年5月3日にRaiBoC Hall(市民会館おおみや)で開催する旨がアナウンスされた。できれば参加したいところだけど、すぐあとに現役六連が控えているので各種スケジュールや交通費宿泊費を調整しなきゃ。