あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、「合唱アンサンブル.com」サイト本体を更新しました。更新内容は次の通りです。
- 「当サイトのアクセス解析リポート」に2025年12月度および2025年度(年間)のデータを追加しました。
- 「日本の絶版・未出版男声合唱曲」について下記を更新しました。
- ア行の作曲家(ア)
- アベタカヒロの項を新設、『金子みすゞの見た景色』を追加。
- ア行の作曲家(オ)
- 荻久保和明の項を更新。
(『にほんのえとす』初演終了を反映)
- 荻久保和明の項を更新。
- サ行の作曲家
- 鈴木憲夫の項を更新。
(『宇宙の塵となって…』初演終了を反映)
- 鈴木憲夫の項を更新。
- ナ行の作曲家(ニ〜ノ)
- 西下航平の項を更新。
(男声合唱版『五ねんがすぎて』初演終了および出版を反映)
- 西下航平の項を更新。
- ハ行の作曲家(ハ〜ヒ)
- 平川加恵の項を更新。
(男声合唱版『一握の砂』初演終了を反映)
- 平川加恵の項を更新。
- ア行の作曲家(ア)
こうして新年を迎えることができたものの、先月の更新記録などで書いた喘息はこれまで経験したことのないくらい長引きました。発作そのものは12月中旬のうちに収まりましたが、痰は年末間際まで続き、まだ少し咳が残っています。
年内に書くつもりだった2024年下半期の出来事について細かく書いたリポート記事には手を付けられずじまいでしたし2025年版「MY合唱ライフまとめ」も2021年分ぶりに年を越してしまいました。病み上がりや加齢による気力体力の低下を実感するところです。
まだ何かの拍子に気管が暴れる体調の中、12月21日に上京して「早稲田大学グリークラブ第73回定期演奏会」を聴いてきました。全ステージ今年度委嘱作品の初演もしくは再演ということで取材を兼ねてです。拝見拝聴し、荻久保和明作編曲『にほんのえとす』について少し細かく記録に残しておく必然性を感じました。
プログラムのパンフレットには、作編曲者・荻久保氏の意向で御自身による解題や歌詞の掲載は行わない旨を明記したうえで、代わりに団員による作品解説がまとめられていました。この解説はたいへん詳細でしたが、唯一「ほたるこい」という楽章について引っ掛かるところがありました。この曲は3分割されたトップテノールがファルセットのA音で「ほ ほ ほたるこい」を1拍遅れのカノンで歌うところから始まります。実音で小倉朗作曲の女声合唱曲「ほたるこい」そのまま、でも解説文では全く触れられていません。
後日、ネット検索で調べたところ、荻久保氏が指揮者を務める混声合唱団コールクライスによる混声合唱による「ほたるこい」実演動画を見つけました。現時点でYouTube動画の概要欄には以下の記載があります。
“四季に寄せる日本の名歌”より「ほたるこい」 br>
作詞:わらべうた、作曲:小倉朗、編曲:荻久保和明 br>
(2024.6.16 浜離宮朝日ホール) br>
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小倉氏のこれは作曲でも良い、まるでホタルが飛び交うような名アレンジをそのまま女声合唱に歌わせ、なんと男声合唱には拙作 『IN TERRA PAX (インテラパックス)』 より 『ほうけた母の子守歌』 をヴォカリーズで重ねてみました。 br>
後半は役割をチェンジして重なり、クライマックスに至ります。-荻久保和明-
少なくとも混声合唱版では小倉朗作品を用いていると確認できたので、その旨を拙サイトでは明記しました。
なお、プログラムのパンフレットには、荻久保氏へのインタビュー企画も載っていました。その終盤で、御本人による編曲集「無伴奏女声・同声合唱のための なつかしいうた」の男声合唱版をやってみたいと2017年度の定期演奏会パンフレットに掲載されたインタビューで発言したことが『にほんのえとす』委嘱の契機と記されています。『なつかしいうた』収録曲のうち「こきりこ」「さくらさくら」「斎太郎節」「村祭」「南部牛追い唄」「五木の子守唄」が『にほんのえとす』と重なっていますが、どれくらい編曲に共通性があるかについては当方『なつかしいうた』譜面未所有のため確認できていません。