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三善晃編曲『唱歌の四季』にまつわる折々(続)——男声合唱版楽譜公刊に至るまで

2012年1月11日付けで「三善晃編曲『唱歌の四季』にまつわる折々」という記事を公開し、男声4部合唱版の存在と成立経緯について触れた。

昨年9月、音楽之友社からこの男声合唱版の楽譜が若干の改訂を加えた形で公刊された。そこに至るまでのを知る限りを書き留める。


昨年1月24日の19時過ぎ。わが携帯電話にアドレス帳登録のない番号から着信があった。出てみたところ、個人会員として所属している日本男声合唱協会の鈴木事務局長からで、「2015年1月25日の開催に向けて動いている『じゃむか関西(第22回日本男声合唱協会演奏会)』全体合同ステージで三善晃編曲『唱歌の四季』を演奏する予定。せきがネット上にその男声4部合唱版があると書いているのを見かけたので、詳細を知りたい。そしてできれば楽譜を手配してほしい」という主旨のお問い合わせをいただいた。

その場では楽譜の調達については即答せず、当ブログに書いた内容を伝えたうえで「もし出版をお考えなら、同声合唱版や混声合唱版の楽譜を出している音楽之友社に筋を通したほうがよいと思う」と答えた。返答の理由は、違う編成での楽譜が公刊されている楽曲だと未出版の別バージョンについても同じ出版社が権利関係を管理しているケースがあるためと、その手の筋を通さないせいで公刊されて然るべきなのに未公刊のままである楽曲が存在するためという2点。もっとも電話で触れたのは前者の理由だけ。

直後、初演団体である立教大学グリークラブOB男声合唱団の石井事務局長に電話し事情を伝えたところ「じゃあ鈴木さんへは自分から楽譜を送るよ」とおっしゃっていただき、手配をお願いすることとなった。あわせて、編曲経緯についても改めて教えを乞うた(そこで伺ったことを踏まえ当ブログの該当記事を加筆した)。


しばらく経ち9月某日。日本男声合唱協会の会報が届いたので読んだら、全体合同ステージ指揮者・安井直人氏が寄稿しており、そこに『唱歌の四季』男声合唱版楽譜出版について記されていた。他のバージョンと同じく音楽之友社が版元というのは既に別ルートで知っていたが、既に亡くなられた三善氏に代わって氏の高弟である鈴木輝昭氏が校閲・監修したという初耳の記載が有った。おお!!

もちろん楽譜は発売早々に購入した。じゃむか関西で演奏することがきっかけで出版されたことが前書きに明記されている。きちんと筋を通せば、版元がニーズを認めた楽譜は出版されるのであるということを、改めて知った。

その「じゃむか関西」本番は次の日曜、『唱歌の四季』男声合唱版の出版初演にあたるはずである。せきは残念ながら伺えない。ただ演奏会の盛会を遠く越後長岡より祈念するのみである。

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