えちごコラリアーズ練習 於 新潟市西地区公民館に参加。第52回新潟県合唱コンクール明けの初練習であった。
練習場近くの祠で祭か何かやっていたらしく、お囃子の音がちらほら耳に入ってきた。
出席者は社会人のみで、恐らく史上最少の集まり具合。
そんな中で新曲の音取りを敢行した。手こずった。楽曲が体に入れば間違いなくハマれるのだろうけど、その境地に達するまで難渋しそうな予感。なんとなく松下耕作曲「八木節」練習の初期段階を思い起こすような状況だった。自分がつまづいたポイントは概ね把握できたと思うので、次の練習は対処を済ませて臨まねば。
ちなみに、この新曲は、せきにとって初めて歌う作曲家によるもの。ただし、この方の別作品を聴いたことはある。
休憩中は、コンクールの反省だの、アルカディア合唱団と宇都宮おとこコーラス粋狂座の交歓演奏会宣伝およびそれにまつわる諸々だの、一同でいろいろと語る。
コンクールについて自分が申し上げた感想・反省事項は「本番の録音をヒントに現場で起きていた現象を推測すると、舞台の中だけで閉じた演奏になってしまったのではという気がする」。聴衆にどう音でアプローチするかは様々な方法論があるが、えちごコラリアーズでは伊東恵司音楽監督が示す「倍音を味方につけよう」にのっとったサウンド作りを目指している。この方針と矛盾のない形で、先に述べた問題点をいかにクリアしたものか……。
練習はいつもより早く、20時50分過ぎに終わった。同じフロアの別室で練習していた合唱団NEWSの皆様より先に解散するのは初めて。