TVのニュースをボーッと眺めていたらガッショウという単語が耳に飛び込んできました。
画面にはステージ上で歌う合唱団。背景には朝日新聞の旗。ああ、合唱連盟コンクールの話題か。
でもNHK、しかも全国ニュースでなぜと思って聞き耳を立てたところ、新型インフルエンザが流行しだした現状にかんがみて全日本合唱コンクール福島県予選が聴衆なしで開催されているという報道でした。
こういう形で合唱が全国ニュースとして報じられるのは複雑な気分です。
ご存知でない方は、MSN産経ニュース記事「【新型インフル】聴衆不在で合唱コンクール 福島」や、河北新報記事「東北のニュース/福島県合唱連盟、コンクール非公開に 新型インフル対策」をどうぞ。
わが地元では日本文理高等学校野球部が夏の甲子園で準優勝を獲ったということで大歓喜に沸き立っています。
それに続き、日本文理高を含め、ベスト4進出校の応援に出かけた各校の学生に新型(の疑いがある)インフルエンザへの感染者が出たことも報じられています。
そういう事例を耳にしたばかりの身として、福島県合唱連盟の措置に対し、過剰反応という批判もあるようですが、せきは英断だと思います。
批判といえば、審査員・関係者以外の観客を入れないコンクールに対する批判もあるんですが、これについてせきはChorusroom Journalの「コンクール、インフルエンザ、インターネット」というエントリを読んで目から鱗でした。
これから合唱のコンクールは、NHK・合唱連盟とも、ブロック単位の地区予選を経て全国大会を迎えます。
また、芸術の秋ということで演奏会を開く合唱団もたくさんあります。
演奏者としても聴衆としても、インフルエンザの感染には気をつけたいものです。