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アンコン録音を聴いて – えちごコラリアーズ篇

アンコン録音を聴いて – えちごコラリアーズ篇

先週土曜のえちごコラリアーズ練習で、1月30日の新潟県ヴォーカルアンサンブルコンテストでの演奏の録音を練習参加者一同で聴いた。また、その録音は、今後練習する曲の音取り用コンピュータ打ち込み音源(藤田代表お手製。有難き限り)と一緒にCDに焼いた形で配布された。いただいたディスクは帰りの車中でリピート再生。

以下、ヴォーカルアンサンブルコンテストの録音を聴いて思ったことを書き連ねる。

〔せきが録音を聴いて思ったこと、とは?〕

アンコン終了、今日から職場復帰

アンコン終了、今日から職場復帰

インフルエンザの症状もすっかり治まったので、お医者様の許可を得て、本日から職場復帰しました。

昨日の午後は、開催中の新潟県アンサンブルコンテスト(せきは伝染防止のため出演を見送った)に思いを馳せつつ、屋根の雪下ろしや、玄関・車庫前の除雪作業をしておりました。病み上がりの身には重労働でしたけど、雪国ではこれをしないと暮らしてゆけないので……。


アンサンブルコンテストといえば、えちごコラリアーズ初舞台にして金賞獲得の報、良き船出でめでたい限りです。演奏に加われなかったのは残念ですけれども。あと、えちコラには福島県出身メンバーが多く「県代表になって故郷に錦を飾るんだ!」と意気盛んだったのですが、結果報告のメールにはその件に触れられてなかったので多分よそ様が第4回声楽アンサンブルコンテスト全国大会2011 於 福島市音楽堂への出場権を獲得したのでしょう。

一方、男声合唱団トルヴェールは毎年恒例と化している銅賞。Baritoneのあおやぎさんが今回のアンコンを最後にトルヴェールを離れる(県外転出および司法試験受験による)とのことで、演奏がはなむけになればよいのですが。

出場者・来場者ほか関係者の皆様、お疲れ様でした。

【お知らせ】わが携帯電話をご存じの方へ

【お知らせ】わが携帯電話をご存じの方へ

過日、携帯電話を機種交換いたしました。

電話番号はそのままですが、この機会にメールアドレスを変更いたしました。シンプルなアカウント名を使っていたため、昨今わんさか迷惑メールが押し寄せるようになり、いいかげん辟易したのです。

というわけで、旧来の携帯メールアドレスにメールを送っていただいても届きません。

gassho-ens.comドメインのメールアドレスを携帯電話からも読み書きできるようにしましたので、今後メールはそちら宛にお願いします。


ちなみに新しいケータイは昨年から流行のスマートフォンです。せきはauユーザーで、IDOと名乗っていたときからずっとソニーおよびソニーエリクソンの端末を使っていましたが(ジョグダイヤルが気に入っていた)、初めてソニー系でなくシャープの端末に乗り換えました。

2011/01/12の日記(その2):練習後の宴

2011/01/12の日記(その2):練習後の宴

『2011/01/12の日記(その1):えちごコラリアーズ練習』の続き。


練習後、伊東恵司音楽監督と出席者の大半で、22時過ぎから駅南にある居酒屋で一席設けた。

宴にいたメンバーは新潟大学の学部生が多く、しかもそのうち何名かが昨年暮れに大阪で催された「第3回大学生合唱指導者合宿」参加者。この合宿には伊東音楽監督が講師のおひとりであった。合宿参加メンバーの中には、合宿で「伊東先生に会う機会は今後一生なかろう」と思ってサインをもらったのに、えちごコラリアーズに入ったため当人予想外の形で再会を果たしたという人もいた。

宴の途中から、別の団体の練習指導のためえちごコラリアーズ練習の場にいなかったtek310指揮者が登場。当初tek310さんを待って乾杯しようという話も出たのですが、いろいろあって到着前に乾杯と相成った。

〔えちコラ宴会の続きを読む〕

この団体にこんな曲、似合うんじゃない? – 2011年版(東京六連続篇、ほか)

この団体にこんな曲、似合うんじゃない? – 2011年版(東京六連続篇、ほか)

初夢ネタの第2弾です。

第1弾は、昨年1月3日付の記事「この団体にこんな曲、似合うんじゃない? – 東京六連篇」。そうしたら1団体ビンゴと2団体ニアピンという結果になったので、まずは改訂版を考えてみました。

前回同様「初夢」、またの名を外野の妄想なので、そのつもりで読み流していただければ幸いです。

○ 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団

ずばりBedrich Smetana男声合唱曲集を。Smetanaはステージストームのレパートリーとしておなじみ「Slavnostni sbor」の作曲者で、他にもいろいろ歌い甲斐・聴きごたえのある男声合唱曲を書いてます。現状ちょっと人数的にしんどいかもしれないけど。

余談ながら「ワグネルといえばドイツ語」というステレオタイプから離れられないのですよねえ。ドイツ系のオリジナル合唱曲でワグネルが取り上げたことのない作曲家には、Joseph Gabriel Rheinberger、Max Reger、Hugo Wolf、Paul Hindemith、Arnold Schoenbergらがいます。この中だと最も可能性が高そうなのはRheinberger(東西四連合同でオルガン付きのミサを取り上げたことはある)かな。

○ 立教大学グリークラブ(男声)

黒岩英臣先生ならJavier Busto「Cuatro cantos penitenciales(悔悟節のための4つのモテット)」、高坂徹先生なら萩原英彦「動物たちのコラール 第4集」ですね。

この団は、ルネサンスミサ・タダタケ・歌曲orミュージカル編曲ものというプログラムビルディングが固定化しています。実は欧米のオリジナル合唱曲って他団に比べると取り上げる頻度が少ない。3〜4年に一度ぐらいでいいので学生指揮者ステージで北欧ものなど取り上げてみてはと、かねがね感じております。

○ 早稲田大学グリークラブ

まずは「ギルガメシュ叙事詩」全曲通し初演をキープですね。

追加候補として、三善晃「いのちのうた」を、山田和樹氏の指揮で。早稲田大学グリークラブ100周年特設サイト山田氏インタビュー『やるんだったら新しい曲を作るか三善先生の作品かなあ』とおっしゃっていることを踏まえました。


この先は初めて「この団体にこんな曲、似合うんじゃない?」を考えてみた団体です。

○ なにわコラリアーズ

多田武彦「草野心平の詩から・第二」。この組曲、作曲者が改訂したがっているものの再演を申し出る団体がないためペンディングになっているという事情を抱えているんだそうです。過去に取り上げた団は、京都産業大学グリークラブ(委嘱初演団体)、関西学院グリークラブ、明治大学グリークラブぐらいかな? 人数と高い技術が要求される組曲であることに鑑み、なにコラを挙げさせていただきます。

なお、合唱の部屋(chorusroom.org)管理人・国島丈生氏がブログのコメントで、武満徹「手づくり諺」について『なにコラの演奏なら聴いてみたいなあ、と思います』と書いておられることを紹介しておきます。

○ 立教大学グリークラブ(女声)

木下牧子「五つの祈り」を挙げます。木下作品ならではの息の長さと移り変わる和音を遺憾なく表現できることが期待できます。ただ、楽譜が受注生産なのがネックかも。

松下耕のモテットや鈴木輝昭の無伴奏ものなども挙げたいところですが、Sopranoにハイトーンを要求する曲が多いので難儀かな。