2017/02/05の日記:アラウンド・シンガーズ ファイナルコンサート“結”
43歳の誕生日、「アラウンド・シンガーズ ファイナルコンサート」を聴きに日帰りで上京してきた。
「合唱アンサンブル.com」の中の人のメモランダム。当ブログの記事はあくまで私的発言で、係わりある団体や組織の見解を代表するものに非ず。
43歳の誕生日、「アラウンド・シンガーズ ファイナルコンサート」を聴きに日帰りで上京してきた。
「合唱アンサンブル.com」サイト本体を更新しました。更新内容は次の通りです。
18時半から足掛け1時間半ほど、新潟市音楽文化会館の第13練習室で、アンサンブルLalari(合唱団Lalari有志による小アンサンブルグループ)の練習に参加。
今回は捷克乃風(チェコのかぜ)というトリオと一緒に、翌日の新潟県ヴォーカルアンサンブルコンテストに向けて練習。といっても合同演奏はせず、お互いの歌を聴いて感想を言い合うという進め方だった。新潟県ヴォーカルアンサンブルコンテストは今回から、従来形式のコンテスト部門のほかに、審査なしのフェスティバル部門が新設され、両団体ともフェスティバル部門での出場。
Lalariについては、わたくしの要望でパートの並びを変えさせていただいた。捷克乃風の皆さんからも「並び替えたほうがサウンドのまとまりがよい」とおっしゃっていただき、有難い限り。
この日おこなわれた小中学生部門を聴いていたメンバーの感想を踏まえ、両団体とも山台の一段目に並んで歌うことになった。
練習後、捷克乃風の皆さんとステーキガストで夕食。田辺さん・西谷さんとご一緒するのは初めてのはずだし、練習で名前を呼ばれたり自己紹介したりもなかったはずなのに、なぜかお二方とも私をご存じであった。もうひとりのメンバーである永井さん(Lalariメンバーでもある)が私の来る前に紹介してくれたのかしらん。
解散ののち新潟駅前に投宿。
9時ちょっと前にチェックアウトし、ヴォーカルアンサンブルコンテスト会場の新潟市音楽文化会館へ。
控室で舞台衣装の背広に着替え、直前リハーサル。捷克乃風がすぐ次で直前リハーサルの時間が重なっているため、いっぺん通した程度でおしまい。
本番は大事故なく終わったかな。まだ録音を聴いていないため断言したらダメなんだろうけど。
本番後、捷克乃風の演奏は舞台袖で拝聴し、そのあとの団体(新大室内合唱団の若手OBOG)を客席で拝聴したのち、男声控室へ。居合わせたえちごコラリアーズのメンバーからWhite Day Concert 2017のチケットを購入。このあたりでLalariメンバーにプログラムが配られたらしいのだが、せきは別の場所にいたため、もらいそびれた。
更衣後はロビーでスピーカーごしに、しばらく経ってから客席に移ってコンテスト部門の高校の部および一般の部を拝聴。客席に移る間際だかにプログラムを受け取る。中休みのときはロビーで、事前に買っておいた弁当の昼飯。
客席で表彰式まで立ち会う。フェスティバル部門は審査を受けないことになっているのだが、全出場団体に表彰状が授与され、審査員からはコンテスト部門と同様の講評コメントをいただいた。さらに、表彰状を梅山登理事長が渡す際「品格のある豊かな演奏でしたよ」という一言までも。なんという贅沢。
ロビーに移動し、コンテスト部門で金賞に輝いた女声アンサンブルirisの記念写真を撮影させていただいたり、irisメンバーから合唱団NEWS演奏会チケットを購入したりののち、16時過ぎに解散。
家路について早々、携帯電話が鳴った。永井さんからで「舞台衣装の背広をお忘れではありませんか?」と。あ、確かに車中にない! あわてて取りに引きかえしたのち、今度こそ帰宅。
13時半から16時50分頃まで、西川学習館@新潟市西蒲区で、アンサンブルLalari(合唱団Lalari有志によるカルテット+1)の練習に参加。
前回練習は昨年12月18日。当初の予定では1月14日に練習を行うことになっていたけれど、その日は大雪で練習場所への移動に支障をきたすリスクが大きいという話になって当日急遽中止、1か月以上あいた次第。
第15回新潟県ヴォーカルアンサンブルコンテスト@新潟市音楽文化会館の、1月19日午前中に行われるフェスティバル部門で歌うWilliam Byrdのモテット「Venite Comedite」「Civabit Eos」を練習。今回は一度おさらいしたのち録音してその場で聴き、聴いたフィードバックをもとに難所をおさらいしてまた録音し、ということを繰り返す。
次回練習は本番前日にあたる1月28日夕方。当日は朝9時49分までに着替えを済ませた状態で現地集合、新潟市と長岡市の移動時間を考慮して前泊ということにしている。出番は10時14分頃からです。
「合唱アンサンブル.com」サイト本体を更新しました。更新内容は次の通りです。
SgeyosP作品のミスについては、ご本人から指摘いただきました。失礼いたしました。
@chor16seki ありがとうございます。聴いてみます。
前に「日本の絶版・未出版合唱曲」で拙作を掲載いただき感謝してます。
趣味で作曲している身としては恐縮ですが、「カフェーにて」の題名が「宿酔」になっているので、こっそり修正してもらえるとありがたいです。— ガラコ>SgeyosP(ガラコワイパー) (@SgeyosP) 2017年1月10日
永友博信編曲『海鳥の詩』は下記ツイートが出典です。
名古屋商科大学グリークラブ第16回定期演奏会LPより。廣瀬量平の「海鳥の詩」男声版委嘱編曲(永友博信編曲)が発表されています。興味深いのは、作曲家本人による男声版が前年(1981年)の明立交歓演奏会で初演されていたということです。https://t.co/OoWdtqQyhs
— 安藤龍明/Tatsuaki Ando (@scaffale_fonico) 2017年1月10日
作曲者ご本人による男声合唱編曲よりあとに作られたのは、当時の情報流通事情によるところが大きいのでしょう。今でこそインターネットのおかげで新作合唱曲の初演情報は誰でもどこでもキャッチしやすくなっていますが、20世紀だと楽譜や録音が市販されていない合唱曲の情報を得ることは、初演演奏会に足を運びやすい環境でない限り、容易ではありませんでした。そんなわけで、名古屋商科大学グリークラブの方々は作曲家本人による男声版の存在を知らなかったのではと思われます。また、作曲者や混声合唱版の出版社に問い合わせるということも思いつかなかったのでしょう。特に、ご自身で作編曲を手掛ける永友氏みたいな御方が身近にいる環境ならば、コンタクトしやすいほうに頼りたくなるという心情も分からないではありません。