拙サイト内の記述は出来る限り正確を期すよう心がけておりますが、当方の事実誤認などによる錯誤が潜んでいるかもしれません。お気づきの方は遠慮なくご連絡いただきますよう、最初に伏してお願い申し上げます。
さて、昨日付けで公開した当ブログの記事「【本サイト更新】2012/08/05 22:30」後半で「新実徳英作曲『つぶてソング 第2集』所収の『重なり合う手と手』は今年1月に関西大学グリークラブが初演した」と記しました。
その後、ツイッターで、早稲田大学コール・フリューゲルの公式アカウントから「『重なり合う手と手』は2011年12月27日の当団の定期演奏会のアンコールで演奏しております」というご指摘を頂戴しました。
当該の記述は今朝ブログから削除しましたが、ここに改めてお詫びと訂正を致します。間違った情報を流してしまってすみませんでした。
さらに、昨晩『つぶてソング 第2集』男声合唱版全曲初演をしたいらか会の公式アカウントから、早稲田大学コール・フリューゲルが初演した経緯の説明が、以下の通りツイートされました。文中、「昭さん」は清水昭氏、「敬一さん」は清水敬一氏のことです。
そういえば、つぶてソング第2集の『重なり合う手と手』との出会いは、昨年12月の練習中に新実先生から「曲ができたからちょっとやってみてよ、今から行くから」と電話がかかってきたのが発端でした。いやいや、さすがにいきなりは…でも楽譜はぜひお受け取りしたいということで、(続く)
— irakaさん (@Irakakai) 8月 5, 2012
(承前)その後の某居酒屋にて昭さんと敬一さんも交えて新実先生をお出迎えして、というか皆で一緒に飲み、出来上がったばかりの手書き楽譜を受け取ったのでした。新実先生は、そのときにつぶてソングにまつわる想いを、そして建長寺での311イベント計画などのお話をされました。(続く)
— irakaさん (@Irakakai) 8月 5, 2012
(承前)それはフリューゲル定演のおよそ1週間前。その場でアンコールに取り上げることを敬一さんが提示して、実際に当日『重なり合う手と手』は演奏されました。
— irakaさん (@Irakakai) 8月 5, 2012
その後、今年の2月にもいらか会演奏会でやはり『重なり合う手と手』は取り上げられ、メンバーに浸透していきました。本日の甍演奏会のお客様にも、ああ、あの曲ですね、とにこやかにいう方たちがいらっしゃいました。嬉しいことです。
— irakaさん (@Irakakai) 8月 5, 2012
せきが「重なり合う手と手」男声合唱版の初演者を関西大学グリークラブと思い込んでしまった言い訳も記しておきます。同団体のウェブサイトには現時点でも、今年1月15日に行われた第53回定期演奏会の告知が載っています。その第3ステージについての説明文は次の通りです。
新実徳英先生の「つぶてソング」は、単旋律の歌として作曲されましたが、順次、混声版、女声版も完成しています。
残念ながら、男声版の作業が遅れていまして、今回は、2曲のみを男声合唱で歌います。
「重なり合う手と手」は、この演奏会に向けて、先行して作業をしてくださった曲です。
素晴らしい男声編曲になっていますので、是非、お聴きください。
この記述から「重なり合う手と手」が書き下ろしの初演だと勘違いしてしまった次第です。
なお、上記ステージの指揮者である西岡茂樹氏がご自身のウェブサイトでプログラムノートを公開しておられます。そこに「初演」という文字列は出てきません。他団体が先に演奏する可能性を考慮に入れた上で書かれた文章なんでしょうかね。