Golden days in the sunshine of our happy youth….

Golden days in the sunshine of our happy youth….

せきがオペラ的なステージへ出演したのは『直江の婿えらび』が生涯で2回目。



1度目は大学3年生のとき、立教大学グリークラブ男声上級生の一員として東京二期会オペラ劇場の公演に出た。

演目は、Sigmund Romberg作曲『学生王子』。学生がたくさん出てくる作品である。Bunkamuraオーチャードホールにて、1994年9月28〜30日の3回公演。オリジナルは英語だが、この公演では日本語で上演された。『学生王子(Student Prince)』はもともとミュージカルなのでオペラ扱いすることに違和感をお持ちの人もいらっしゃるでしょうが、そこらへんは大目に見ていただければと。

立教グリーや二期会合唱団の男声合唱が演じる学生は「ザクソン隊」「レニシア隊」の2群に分かれ、せきはザクソン隊だった。

主演は、初日と楽日が錦織健氏・足立さつき氏、中日が星洋二氏・澤畑恵美氏。指揮は飯森範親氏。

3日通しで笛吹きニコラス役で青島広志氏が出演していて、プログラムのパンフレットに文章を寄せておられた。

ちなみに腰越満美氏のオペラデビュー作でもある。


確か8月の半ば頃から、グリー本体の通常練習と別枠で、毎晩のように『学生王子』の練習があった。

練習場所は新百合ヶ丘とか豊洲とか、どっちにしろ大学のある池袋や当時せきが住んでいた川越からえらく離れていた。

演出・台本の中村哮夫先生は厳しくて、動きかつ歌いながら指示にこたえるのでアップアップだったけど、終わって振り返れば楽しかったなあ。


今年『直江の婿えらび』に参加したせきは、練習中や本番舞台裏で時折ちらほらと『学生王子』の日々を思い出していた。

そしてつい両者を比べてしまい、オペラづくりの手間暇を再確認するとともに、そういった活動を本業とする二期会の凄さを痛感するところがあった。一方で『直江の婿えらび』は地元民による地元民のための手作りオペラということもよく分かり、手間暇をもろともせぬ情熱も強く感じ取れた。



余談。

『学生王子』は北村協一先生の編曲・構成による男声合唱メドレーが知られている。編曲者による創意がかなり大きく入り込んだメドレーである。

曲順の入れ替えは2幕のオペラを合唱演奏会1ステージぶん(十数分)に凝縮することに伴うものだろう。ただ、それにとどまらず、和音配置なども大胆に手が加えられている。

2009/11/23の日記

2009/11/23の日記

オペラ『直江の婿えらび』本番当日。
2幕・宴会シーンで、たちの悪い酔っ払いとなって「酒がねえぞ! 酒が!」と叫び、泥酔状態の覚束ない足取りで退場したのがわたくしです。
長岡の自宅を出たのは朝7時20分。9時ちょっと前に会場・りゅーとぴあ劇場に入る。
前日、場当たり・GeneralProbe(GP)が押しまくりで衣装・メイクの時間がろくすっぽ取れなかったことへの反省から、会場入り後すぐ舞台衣装に着替える。
ただでさえ日ごろ和服を着なれていない上、舞台上の動きで着くずれしやすいことがHauptProbe(HP)およびGPで分かったため、衣装さんにお願いして、上衣の襟元や袴の腰付近を縫い合わせて固定していただく。
午前中、まず前日のGPで音楽的事故が起こった部分のおさらい。
最初に再確認したのは全員が揃うフィナーレ。だが、長尾景薄役の松浦良治先生がまだ会場入りしておられなかった。フィナーレには景薄のテナーソロも8小節ほどあるが(本番でテンポを引っ張って歌い、オーケストラとのズレなどで笑いが起きた部分)、松浦先生不在で音楽的に穴が開いてしまいそうだったので、とっさにせきが譜面通りのキーで歌ってしまう。プロの先生方の前で僭越なことをしてしまったにもかかわらず、幸いにもお叱りは受けず。
当日のスタッフとして、新潟ユース合唱団で縁のできたtek310さんが来る。新潟ユースでは『直江の婿えらび』出演告知をほとんどしていなかったので、せきが出演者に名を連ねていることに驚いていた。
午前中の後半は場当たり、でも男衆はお呼びがかからず。
この間にメイクを済ませたいところだったが、ソリストの皆様やジュニア合唱団のメイクが優先で、12時40分の集合写真撮影になっても下地とドーランを塗った程度で終わり。
メイクしてもらえる時間が取れるかどうか不安だったので、写真撮影後に自分でヒゲを簡略に描く。
最初、HPの時にしていただいた、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップがジャック・スパロウを演じたときみたいなメイク(あくまでもメイク。実物は月とすっぽん)を思い出して描いてみたものの、素人の悲しさ、ちょっぴり明治の華族っぽくなってしまう。そこで、口ヒゲを口角のあたりまで延長してみたら、役柄のイメージにだいぶ近づいた。
もちろん、顔は本番直前にメイクさんに直していただいた。ただ、本番前はあまり時間がなく、1幕は顔の下半分の修正および全体の汚し・シャドウ描き足しで終わり、手つかずとなった眉や目は幕間にメイク。
本番スタート。大勢のお客様にご来場いただいた。
つつがなく終演後、ロビーへお客様を見送りに行く。合唱でもロビーストームをやる団体があるが、それを含めて当方この手のことは初体験。
お客様の暖かさとオペラ成功の手ごたえを実感する。
客席が空になったあと、16時半過ぎからロビーでレセプション。飲食物は一切出ず、キャストの皆様・参加各団体代表・主要スタッフのスピーチのみ。
このあと古町で打ち上げがあったのだが、せきは失礼させていただき、マイカーで帰宅。
末筆ながら、このオペラにお誘いくださった桂木でんか農さんをはじめ、出演者・スタッフのみなさま、いろいろありがとうございました。楽しくて素晴らしいステージにかかわることができ感謝です。

2009/11/22の日記

2009/11/22の日記

15時より、オペラ『直江の婿えらび』の場当たり & GPことGeneralProbe 於 りゅーとぴあ劇場。
駐車場が満車で、車を入れられるようになるまで10分以上待たされる。しかも最初、間違えてコンサートホールの楽屋口に入ってしまう。
場当たりの進行が押しまくり。おかげで、フィナーレの場当たりは大部分が端折られるわ、男衆(合唱の男声パート)は時間がなくて皆メイクが中途半端になるわ、GP開始が15分遅れになるわ。
場当たりの待ち時間中だったか、男衆が廊下に呼び集められる。
直江家当主が殺されたことを知らせに小野塚一貴さん演ずる小塚八郎が駆け込むシーンについて、上田六助役・長川慶さん(ずっとイタリアを拠点にオペラ出演などの活動をしておられ、今春から新潟県に引っ越してきた声楽家)からの助言であった。舞台上での体の向け方、歩く時の足の踏み出し方、状況の展開にふさわしいリアクション演技の提案など、ありがたいアドバイスを一同たくさん頂戴する。
せきがりゅーとぴあを後にしたのは、完全退館時刻22時ギリギリの21時55分。
翌日が早いので、家に帰ってからしたことは入浴して寝るぐらい。

2009/11/15の日記

2009/11/15の日記

オペラ「直江の婿えらび」HauptProbe(略してHP) 於 新潟大学教育学部音楽棟に参加。

会場が違う以外は衣装・メイクも本番と同条件で通し稽古をおこなう。

NHK新潟放送局とNSTの撮影クルーによる密着取材あり。

演出の桂木でんか氏は前日のtree2氏挙式で隣の席だった。

前回の練習から3週間、譜面とにらめっこしたり参考CDを聞きまくったりしたおかげで、まごつかないところまではどうにか追いつけたと思う。が、まだ音程が怪しい箇所がいくつもある。いかん。

施されたメイクは、ひげやシャドーをバリバリ描かれまくり。だいぶ顔の雰囲気が変わり、メイク後に練習場に行ったら何人かに驚かれた。

練習部屋付近のトイレが工事中でふさがっており、使えるトイレはだいぶ離れた場所にあった。

うねうね廊下を曲がって用を足しに行く際、上杉景勝役の上野正人先生に同道させていただく。恐れ多くも畏くもせきの歌声をおほめにあずかり「『魔笛』のザラストロ役が向いてるように思うから、さらってみてはどうか」などのお言葉を頂戴する。

ありがたき幸せではあるけれど、当方ステージで独唱をした経験がない(立教大学グリークラブ現役時代および同OB男声合唱団でBaritone/Bass独唱のつく合唱曲を歌うことはあったが、せきの技術ごときで独唱なんてとてもとても……)もので、ところどころ音を間違えていたため悪目立ちしていたせいかなという不安も感じるところ。

2009/11/14の日記

2009/11/14の日記

新潟ユース合唱団で知遇を得て男声合唱団トルヴェールにお誘いくださったtree2氏の人前結婚式・披露宴に出席させていただき、トルヴェールのメンバー一同で「君といつまでも」をハモる。
和やかなお式だった。
末永くお幸せでありますように。
なお、tree2氏と奥さま(非合唱人)との縁を取り持ったのは、tree2氏が指揮者・音楽監督を務めるカンターレのAlto団員さんとのこと。この人とせきは新潟ユース合唱団でご一緒した。