近頃テレビで「GREE」というソーシャル・ネットワーキング・サービスのCMが流れていて、ワセグリこと早稲田大学グリークラブの現役生が出演して歌っています。
これほど男声合唱が映像面からもフィーチャーされる機会はあんまりないので、おおと思いながら見ています。
せきが故郷越後に戻ってから、ワセグリを見聞きするのは年1回、ゴールデンウィークにある東京六連ぐらい。昨年夏に演奏旅行で糸魚川に来て、未出版の「稲風」や、昨年の六連で取り上げた映画音楽集などを演奏したそうですが、平日なうえ長岡から遠いんで行くのを断念しました。
歌はほとんどがユニゾンで、最後の「GREE」だけ F-dur (ファ-ラ-ド-ファの和音)でハモります。
ユニゾン部分、フレーズの終わりで響きのポジションが落ちてピッチが下がるのは、ちょっと残念。その代わり、おしまいの F-dur は結構なハモりだと思います。
なお、オトコくささが強いと感じる人もいるみたいですが、あれはワセグリならではの持ち味という部分も少なくありません。よその大学の男声合唱団はワセグリに比べると少々〜かなりオトコくささ抑え目です。