カテゴリー: 鑑賞の感想

2011/06/05の日記:タダタケを歌う会“コンサート第壹”

2011/06/05の日記:タダタケを歌う会“コンサート第壹”

日帰りで上京し、午後から虎ノ門のJTアートホールアフィニスで催された「タダタケを歌う会“コンサート第壹”」を聴いてきた。その名の通り、演目はすべて多田武彦氏の書いた男声合唱曲。

この団体の存在はかねてから気になっていた上、お世話になった立教大学グリークラブOB男声合唱団の先輩が何名もいらっしゃるので、都合をつけて客席に馳せ参じようと思っていたのだ。6月5日は男声合唱団トルヴェール・えちごコラリアーズの両団とも練習日ではなく、スケジュールで気兼ねする心配が無用だったことで背中を押された。

〔「2011/06/05の日記:タダタケを歌う会“コンサート第壹”」本編リポートに続く〕

2011/5/29の日記:花いっぱい音楽祭 2011

2011/5/29の日記:花いっぱい音楽祭 2011

「花いっぱい音楽祭 2011 〜ウィーンからの贈り物 音楽の花束」を聴いてきた。せきが足を運んだのは「花いっぱい音楽祭 2008 〜ボンジョルノ イタリア」以来。

〔「2011/5/29の日記:花いっぱい音楽祭 2011」本編リポートに続く〕

2011/5/3の日記:第60回東京六大学合唱連盟定期演奏会

2011/5/3の日記:第60回東京六大学合唱連盟定期演奏会

5月3日は上京して「六連」こと東京六大学合唱連盟の演奏会を聴いてきた。客席で聴くのは第57回以来。

何しろ正味7〜8ステージあるので、演奏会前の出来事(夜行で上京して新橋のネットカフェで仮眠して銀座のYAMAHAで買い物してゆうぽうとの大浴場で身を清めたのち客席へ)と、演奏会後の出来事(ゆうぽうとに泊まって表参道のKAWAIで買い物して六厘舎TOKYOで行列して新幹線で帰宅)は割愛。

〔「2011/5/3の日記:第60回東京六大学合唱連盟定期演奏会」本編リポートに続く〕

2011年度「Nコンマガジン」第1回

2011年度「Nコンマガジン」第1回

Nコンマガジン」という番組を視聴しました。4月から6月まで月2回ずつ計6回にわたって放映されるそうです。本日が第1回でした。残念ながら再放送はない模様。

〔「2011年度「Nコンマガジン」第1回」続きを読む〕

発表! Nコン2011課題曲

発表! Nコン2011課題曲

本日午前10時からNHK教育テレビで放映された「発表! Nコン2011課題曲」を視聴しました。

今回は3月19日に予定されていた公開収録だったのが震災の影響で中止になり、スタジオで山田賢治アナウンサー、作曲者お三方、秋川雅史氏が演奏VTRを見ながら進行するという形でした。作詩者による詩の朗読は完全になくなったようで、ちょっと残念。


以下、放映順です。

中学校の部『 [あかし]

flumpoolは的を射た人選かもと思いました。ロックとしてはハードさよりもポップさが表に出ていて、いまどきの中学生には入り易そうな感じです。

合唱としては、音域には配慮がみられるものの、歌い手の演奏技術が要求される凝った編曲だと思います。同声合唱版は最上声部がオブリガードを担当する箇所でアンサンブルセンスが要りそう。混声合唱版は男声パートがやや歌いにくそうな進行ですね。

ピアノパートは、ピアニストとして演奏活動もしている加藤氏の面目躍如ですね。コーダ前の間奏部分が特に。

小学校の部『ぼくらは仲間』

鈴木憲夫節。『二度とない人生だから』『ほほえみ』みたいな近年の小品集を思い起こしました。ご年配の方々が歌うと、童声とは違う味わいが楽しめそうですね。

作詩者・やなせ氏が練習場所を訪れ、御自ら詩のイメージを描いた色紙を合唱団に渡していました。このイラスト、Nコン2011公式サイトなどで公開していただきたいなあ。

高等学校の部『僕が守る』

いろんな意味で上田氏らしい作品ですね。すーっと聴き手に染み込む曲調しかり、高声部にハイトーンを要求する点しかり、男声合唱版が最も演奏効果が高く聴こえた点しかり。

無伴奏で始まるくだりでは、昨年の課題曲『いのち』を連想しました。

銀色氏の仕事場に密着したVTRも挿入されました。言葉の断片を書きとめたメモを部屋中に貼りつけてましたね。


3月27日4月3日の16時から再放送があるそうですので、見逃した方は都合が付けばどうぞ。また、パソコンからご覧でしたらNコンの公式サイトで音源が聴けます。