ドラマ「表参道高校合唱部!」のこと(その9)何度でも

Spread the love

2015年7〜9月クールにTBS系で放映された金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」について、いろいろ書き連ねています。シリーズ連載の趣旨は「(その0)はしがき・目次・関連リンク集」をお読みくださいませ。

このシリーズ連載は「(その8)オモコーとNコン」で完結というつもりだったのですが、第9話について記録にとどめておきたいことができたので、新たに記事を作ることにしました。さしづめアンコールみたいな位置づけでしょうか。


第9話のクライマックスは、学園祭で2年C組が歌い踊る「何度でも」でしょう。この曲にはソプラノソロがヴォーカリーズで歌うオブリガードが2か所あり、誰の歌声か気になっていた視聴者が多いことと思います。

先日、このドラマの合唱指導・監修を務めた福永一博さんからツイッターで答えを教えていただきました。

字幕に間違いがあるという話は注目に値すると思います。

なお、追加で質問した「公式サイトで配信されている録音」とは、スペシャル動画コーナーの第9話「合唱曲:何度でも / DREAMS COME TRUE」のことです(ただし、この動画は2016年11月始めごろから再生できなくなっています)。


ワニブックアウトの芳根京子さんインタビューによると、この場面でクラスメイトはきっちり振り付けが施されたのに対し、合唱部員については出入り以外ほぼ各人に委ねられたのだそうです。その結果、部員ひとりひとりの個性がたっぷり味わえるパフォーマンスとなりました。

里奈と優里亞のキレッキレな動きが特に目を惹きます(優里亞役の吉本実憂さんは体を動かして踊ることが大好きなんだそうです)。アンドリューや快人も時々はっちゃけてます。男声部員5名が並んで肩を組みながら歌うひとこまは男たちならではだと思います。

DVDやBlu-rayの特典として収録されている合唱シーン集ではオンエアとは別アングルの映像が混じっていて、どの曲も見比べると楽しみが倍増します。ただ「何度でも」でソロを歌う成実のショットがどこにも使われていないのが惜しいです。(ついでに、もうひとつ合唱シーン集で残念なことがあります。「ここから始まる」の尺がオンエアより若干短くなった点)


この機会に、「(その6)現役部員ではない人々編」に野村綾乃役の本間千佳子(現・チカコホンマ)さんについての記述を加えました。第9話のとあるシーンにも触れてます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください