小千谷市民オペラ2022「カルメン」覚書(その1:初練習まで)

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去る2022年5月14日(土)晩、小千谷闘牛場にてG.ビゼー作曲のオペラ「カルメン」が上演されました。新潟県ローカルの新聞やTVで公演の模様などが大々的に紹介され、さらに5月27日のNHK総合「おはよう日本」で全国ネットで取り上げられたので、ご存じの方もいらっしゃるはず。終演から半月が経っても出演者・スタッフ・来場者から新型コロナウイルス感染者が現れたという報告がないようなので、公演は無事に完遂したと認識して問題なさそうです。

この公演に私は合唱団員として初回練習より参加しておりました。そこで印象や記憶に残ったことなどを何回かに分けて当ブログに書き留めます。


あらかじめ断っておきます。この連載初回は、ほぼ前置きです。


「カルメン」は、小千谷市民オペラとしては第2弾にあたります。第1弾は、2018年4月8日に小千谷市民会館で上演された小千谷コミュニティーオペラ2018「愛の妙薬」でした。私がこの公演を知ったのはチケットが完売したあとというタイミングだったため、出演も観覧も叶いませんでした。ただ、デメテル・コロディアを通して知遇を得た金内美代子さんはこのとき参加し「楽しかった」と話していたので、次のチャンスがあればと気になってはいました。

このプロジェクトについて私が認知したのは2021年4月下旬だったでしょうか。地元紙か何かで合唱団員の募集に接し、小千谷市の公式サイトで募集要項をチェックしたら申込期限が過ぎていたり事前説明会とスケジュールが合わなかったりしたので諦めかけていましたが、事前説明会で案内された情報を金内さんが教えてくださり、もしかしたらという感触を得ました。そこで5月6日の昼休み、事務局に電話で問い合わせたところ「まだ募集中」という返答をいただき、その場(電話口)でエントリーして、5月11日の退勤後に事前説明会での配布物などを事務局へもらいに行きました。なお、合唱団員募集は9月8日まで行われていました。80名枠ということになっていたものの最終的な出演者数は35名でした。


「広報おぢや」令和3年(2021年)4月号の12ページに載った合唱団員募集告知を画像で紹介します。本番会場は記されていません。それが小千谷市闘牛場だと私が知ったのは、練習開始から一ヶ月ほど過ぎた6月下旬の記者発表に対する報道を通じてです。

ちなみに、「広報おぢや」令和3年(2020年)2月25日号によると、このプロジェクトは当初2020年4月から合唱団の練習開始、2021年5月15日に本番という予定で計画されていたことがわかります。公演のパンフレットに品田広希公演監督が寄稿したメッセージに「コロナ禍で一度の延期を経ました」と記されている通りで、結果として1年先送りで実現されたわけです。


初回練習は5月23日。この日は最初に車座になっての自己紹介大会からスタートしました。参加者は20名くらいだったかな。前述の「愛の妙薬」が楽しかったから今回も参加したという人が何人かいらっしゃいました。小千谷市外からの参加者は私も含め3〜4割だったかな。あとになって知ったところでは南魚沼市や新潟市や佐渡市からの参加者が数名、さらには県外(東京都)からの参加者も1名いらっしゃいました。

自己紹介大会で私は「長岡市の住人だけど、小千谷市内に本籍や菩提寺や先祖代々のお墓があるので御縁を感じて参加を決めた」程度の話をし、合唱経験者であることやオペラ出演歴についてはあえて触れませんでした。

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