2023/11/12の日記(その1):しおん秋のコンサート Vol.13

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上京し、立教大学グリークラブ関係の演奏会2つをはしごしてきた。

まずは女声合唱団しおんによる単独演奏会「しおん 秋のコンサート Vol.13」


団の基礎情報については、「2016/04/17の日記:女声合唱団しおん 春のコンサート」を参照ください。

会場のトッパンホールまでは、確か飯田橋駅からバス移動したような気がする。

出演メンバーは十何名か、大半が私の先輩。指揮は全ステージ湊晋吾先生。恐らくは湊先生の方針か、ソプラノが厚め。

プログラム前半は興味深く、後半は楽しく拝聴した。


ステージI:ブストー女声合唱曲集
作曲:Jabier Busto
  • Ave Maria gratia plena(めでたしマリア、恵みに満ちたかた)
  • Salve Regina(御挨拶申し上げます、元后よ)
  • Agur Jaunak(こんにちは 主よ)
  • Cantar de nenos(子どもたちの歌)
  • Hiru Eguberri kanta(三つのクリスマスの歌)

このステージだけアカペラ、全メンバー譜持ち。

2曲目後半あたりからエンジンがかかり始めたような感じ。「Hiru Eguberri kanta」途中からスタミナが切れたように聴こえた。曲数を絞って短い時間に集中力の高い演奏をするようにしたらハモりに更なる磨きがかかりそうな気がした。

あとで出演者に伺ったところだと、病み上がりで万全とは言い難いコンディションのメンバーが若干名いらした由。そういう状況だとはわからなかった。

ステージII:女声合唱のための『三つの抒情』
作曲:三善晃
  • 或る風に寄せて(作詩:立原道造)
  • 北の海(作詩:中原中也)
  • ふるさとの夜に寄す(作詩:立原道造)

7月に行われた第43回立教大学グリーフェスティバルの再演。感想はそのときのリポート記事にまとめて書いたので割愛します。

このステージ以降、ピアニストとして前田勝則先生が出演。

ステージIII:女声合唱・フルート・ピアノのための『ユーミン・オールディーズ』
作詞・作曲:松任谷由実(荒井由実)/編曲:信長貴富
  • 卒業写真
  • 瞳を閉じて
  • ノーサイド
  • ユーミン・オールディーズ・メドレー(「ルージュの伝言」「リフレインが叫んでる」「あの日にかえりたい」「DESTINY」)

フルート奏者として関口八千代さんが出演。

本編ラストのメドレーでは、部分的にアイドルさながらの振り付けが加わった。

ポップスの編曲ものは湊先生が指導するようになってから積極的に取り上げるようになった。現役女声も同様で、定期演奏会アンコールはポップス編曲が恒例化している。こういうレパートリーは場内の空気が和らぐ。ところどころに入ったMCで更にステージが親しみやすくなった。

アンコール
  • やさしさに包まれたなら(作詞・作曲:荒井由実/編曲:信長貴富)
  • いのちの歌(作詞:Miyabi/作曲:村松崇継/編曲:西村翼)
  • 紅葉(作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一/編曲:三善晃)

1曲目は、『ユーミン・オールディーズ』出版譜に収録されているうち、本編で演奏されなかった曲。

2曲目は、茉奈 佳奈によるNHK連続テレビ小説「だんだん」挿入歌。演奏会中は誰の編曲かアナウンスされなかったが、次の日曜11/19に行われた立教グリーOB会総会およびレセプションで再演され、そこで教えていただいた。

最後は、ご存じ『唱歌の四季』3曲目。


出演者・スタッフ・来場者の皆様、お疲れ様でした。このあと夕方から立教大学グリークラブ現役の定期演奏会、湊先生はそちらにも出演しておられた。出演者の大半や私を含む来場者の何割かもそちらへ移動。

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