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おぼえがき他

おぼえがき他

相談ごと:《ポピュラーの曲》の扱い」に書いた件、まだどなたからも反応いただいてないんですが……。

当初からの方針を維持するってことでOKと理解してよろしいのでしょうか?


それはさておき、おぼえがき2件。

○その1

2009年8月2日、いずみホール @ 大阪市中央区にて行われる「The Premiere Vol.1 〜真夏のオール新作初演コンサート〜」で、谷川俊太郎作詩・松本望作曲、男声合唱とピアノのための組曲「天使のいる構図」が、なにわコラリアーズにより初演される予定とのことです。

松本氏にとっては初の男声合唱作品のはず。

この情報を「日本の絶版・未出版男声合唱曲」に載せないのは、そこで演奏(初演)される曲目がすべて演奏会当日に出版されるためです。

新たなる合唱曲が世に出るのはめでたいこと。一つでも多くの新作合唱曲が歌い継がれてゆきますように。

○その2
(当ブログ内シリーズ連載『「新しい歌」をめぐって』関連)

つい先日、混声合唱とピアノのための 「新しい歌〔改訂版〕」が出版・発売となりました。改訂版では、テンポ、アコーギク、ダイナミクスを全曲に渡って見直したのだそうです。

なお、男声版(こっちがオリジナル)についても遠からず改訂版が出るものと思われます。

相談ごと:《ポピュラーの曲》の扱い

相談ごと:《ポピュラーの曲》の扱い

【このエントリは当分の間、最上部に表示されます】

当サイトのメインコーナーの一つ「日本の絶版・未出版男声合唱曲」について、読者の皆様に相談したいことがあります。
このエントリへのコメントとしてでも、せきへの私信(リンク先はパソコンのみ対応のspamよけ加工済)でも、どちらでも構いません。ご意見を頂戴できれば助かります。
凡例・注意書き」のページに、対象について『ポピュラーの曲や外国作品からの編曲ものは含んでいません』と書いてあります。この《ポピュラーの曲》をどう取り扱ったものかについて、このところ迷ってます。
背景は、近年、主としてNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)課題曲において、ポップスとオリジナル合唱曲とが融合する動きが進んでいることです。
検討対象は以下の3種類です。
A. 編曲者の手を借りず、アーティスト自身がコラレーションも含めて書いた合唱曲
  この例としてせきが知っている男声合唱曲は、早稲田大学グリークラブの委嘱で小田和正が作詞作曲した「この道を行く」ぐらいです。
  現時点では《ポピュラーの曲》を杓子定規に当てはめて対象外にしていますが、「この道を行く」自体は合唱曲としてオーソドックスに書かれているというところもあり、線引きが悩ましいところです。
B. アーティストと合唱作家のコラボレーションにより作られた合唱曲
  この例としてせきが知っている男声合唱曲は、平成19年度Nコン高校の部課題曲「言葉にすれば」ぐらいです。
C. 合唱曲の原曲として書き下ろされたポップス
  重要なのは《合唱曲の原曲として書き下ろされた》という点です。作詞作曲したアーティスト本人による歌唱が合唱曲のセルフカバーと位置づけられた曲とも言い換えられます。
  アーティストによるNコン課題曲では「言葉にすれば」以外すべてこれに属します。端的にいうと、編曲者が別にクレジットされているものです。
  うち、男声合唱版が存在するのは、平成18年度中学校の部課題曲「虹」と、平成20年度中学校の部課題曲「手紙」です。いずれもNコンより後に編曲・初演されました。男声合唱版「虹」はNコン課題曲と同じく信長貴富による編曲です。「手紙」についてはNコン課題曲を担当した鷹羽弘晃編曲による男声合唱版は今のところないはずで、北川昇編曲による男声合唱版が存在します。
なお、「日本の絶版・未出版男声合唱曲」は他の方から引き継いだもので(詳しい経緯は『「合唱アンサンブル.com」誕生の覚書』を)、おかげさまでコンテンツ自体は更新を重ねて充実しつつありますが、取り扱い対象の規定には今のところ手を加えていません。
「凡例・注意書き」の最終更新が今日になっているのは、文字コード指定ミスで表示がおかしくなっていたことの修正です。長らくご迷惑を掛けていたようで、すみませんでした。

RSSを変えました

RSSを変えました

さっきのエントリ追加とあわせて、当ブログのRSSを設定変更しました。
(RSSのアクセス数を知りたくなったものでFeedBurnerというサービスを導入し、そっちに切り替えました)
これまでのURLでもRSS配信はしてますが、RSSリーダーなど経由で当ブログをご覧のかたは http://feeds.gassho-ens.com/gassho-ens/BwNl をご利用いただけると、せきはうれしいです。

カテゴリ刷新・タグ導入

カテゴリ刷新・タグ導入

このブログでは、1記事(1エントリ)につき1カテゴリのみの指定しかできないのですね。
複数カテゴリに当てはまるトピックのエントリを書くときに困っていたんですが、そういうときのためにタグというものが用意されていることに気づきました。
合唱団やイベントの名前などはカテゴリ単位でなくタグで管理することにしたので、それに伴ってカテゴリをいじっています。

当サイト群の構成について

当サイト群の構成について

どれだけ興味のある人がいらっしゃるかわかりませんが、備忘録も兼ねて情報開示しときます。
本家サイトはXREAという共用レンタルサーバ上にあり、更新履歴ブログはその中でやっております。gassho-ens.comというドメインはVALUE-DOMAIN(XREAと同じ会社の運営)で取得・管理してます。
一方、当ブログは違うところを利用しております。CAT-Vスクエアというところがやっているレンタルブログサービスです。
ブログを立ち上げた動機は「当ブログ誕生覚書」を参照いただくとして。
更新履歴ブログは本家の一コンテンツという意味合いが強いので、同じサーバ上で動かすことにしました。ExpressionEngineというPHP製エンジンをインストールしています。
ExpressionEngineは日本のサイトだとGIGAZINEで使われています。すべての機能(メーリングリストやSNSの運営など)を使うには有償。ですが、機能が限定されたCore版というバージョンなら無料で、Core版だけでもブログを動かすには十分。何よりサーバへの負荷が少なく堅牢というところに惹かれました。
この手のブログエンジンだとMovable TypeやWordpressが有名どころですが、Movable Typeはサーバへの負荷が高いという話を聞いていたので真っ先に検討対象からはずし、WordpressはPHP5以上が必須(せきが使っているサーバはPHP4)なのであきらめました。
ただ、XREAはメンテナンスやネットワーク障害などで一時的にアクセス不能になることが、たまにですがあります(うちは被害を免れたんですけど、XREAの別のサーバでは、ついこないだ半月近くもそういう状態になってました)。
本家がシステムトラブルに見舞われたときアナウンスするなどの対応を想定し、まったく違うところに別宅を設けることにしました。そして、どうせ違うところを使うんなら出来合いのレンタルブログサービスにしようと。
CAT-Vスクエアを選んだのは「無料、だけどパソコン・携帯のどちらで見てもバナーや広告が控えめ(ちなみに、アクセス解析の乗り換え先を探す基準も同様)」「独自ドメインの持ち込みに対応している」などが主な理由です。
こうしていま利用しているサービスはいろいろ情報収集をして決めたものなんですが、実はこのリサーチ過程がけっこう楽しいものだったりするんですよね。