【本サイト更新】2016/09/04 23:25

【本サイト更新】2016/09/04 23:25

「合唱アンサンブル.com」サイト本体を更新しました。更新内容は次の通りです。

  • 「当サイトのアクセス解析リポート」に2016年8月度のデータを追加しました。
  • 「日本の絶版・未出版男声合唱曲」について下記を更新しました。
    • タ行の作曲家(タ)
      • 田中達也の項を更新。
        (『夢の手ざわり』を追加)
    • タ行の作曲家(チ〜ト)
      • 千原英喜の項を更新。
        (『ラプソディー・イン・チカマツ[近松門左衛門狂想]』男声版出版を反映)
    • ナ行の作曲家(ナ)
      • 中村ありすの項を更新。
        (「Phra-a-phay-ma-nil for male voice choir」曲名表記を修正)
    • ナ行の作曲家(ニ〜ノ)
      • 新実徳英の項を更新。
        (『月に詠ふ A.E.31』出版を反映)
      • 信長貴富の項を更新。
        (「オン ザ ロード」「Credo」初演終了を反映)
    • マ行の作曲家(マ)
      • 松本望の項を更新。
        (『回風歌』を追加)
    • マ行の作曲家(ミ〜モ)
      • 望月京の項を新設、「Oublier Fukushima」を追加。

『月に詠ふ』は委嘱初演団体・東京大学音楽部コールアカデミーの特性を踏まえてカウンターテノールを多用した曲と小耳に挟んでいたので出版されずじまいかなと思っていましたが、めでたく楽譜が発売されました。譜面を見る限り、想像していたほど特殊な編成ではなく、多少なりともチャレンジングな団体なら手を出せそうな感じに見受けられます。男声合唱曲としては高音域が多用されているものの、新実作品全般に認められる傾向です。実際、既に男声合唱団「甍」により再演されましたし、今年の同志社グリークラブ定期演奏会でも取り上げられるようです。

個人的には、新実作品としては「The Bells ——鐘の音を聞け——」あたり出版されてもよさそうに思います。全編英語歌詞で無伴奏男声6部というのは、作曲当時は珍しかったようですが、近年の男声合唱団にとってはハードルがさほど高くない団もそこそこあるのでは。

2016/08/23の日記:オペラ「てかがみ」合唱練習

2016/08/23の日記:オペラ「てかがみ」合唱練習

今年11月25日・27日に長岡リリックホール開館20周年記念事業として上演されるオペラ「てかがみ」の合唱練習、第6回。


ちょっと早めにリリックホールに入ったら、合唱指導の梅山登先生から声を掛けられた。指導助手の佐藤匠さんが体調不良で来られないとのこと。その上で「全9回の合唱練習が終わったあとのことを考え、合唱団メンバーのうち男女3名ずつにパートリーダーをしていただくことにした。ついては、あなたには男声のまとめ役をしてもらえないか」とおっしゃる。身に余るお話だが、謹んで受けさせていただく。あわせて「このオペラは合唱団の男声によるソロが4人必要。3人は決めたが残り1人は誰がいいか」と相談もいただいたものの、ずっと自分のことでいっぱいいっぱいだったのでふさわしいお名前を挙げることができず、面目なし。

なにぶんにも急遽なことで全く準備をしておらず、練習本編ではいろいろ舞い上がってしまい、梅山先生から「全体練習では普通に歌い手をしてくれ」と注意される始末。

男女に分かれてのパート練習も今回は男声パートを梅山先生が担当。右耳をふさぎ左耳だけを使って歌うという練習が面白かった。

せきが練習で申し上げたのは、佐藤さんの指導でも言われた「もっと自信を持って歌おう」「上から音程を取ろう」のおさらい。加えて、少しずつでも聴きあってアンサンブルできるといいな、女声がやってることにより注意を払えるようになるといいなという思いから「池辺作品ではカノンが多用されるから、追いかける場所では先行パートに倣おう」とも申し上げた。

そんなわけで今後はコンサートマスター(?)仕様で練習に臨まねばならぬ。いろいろ勉強しないと。

2016/08/21の日記:合唱団「弥彦」第35回コンサート

2016/08/21の日記:合唱団「弥彦」第35回コンサート

合唱団「弥彦」のコンサートを、第33回以来、2年ぶりに燕市文化会館まで聴きに出かけてきた。

参加者・スタッフ・来場者の皆様、お疲れ様でした。おかげさまで濃密な音楽を堪能させていただきました。

〔「2016/08/21の日記:合唱団「弥彦」第35回コンサート」の続きを読む〕

2016/07/19および08/09の日記:オペラ「てかがみ」合唱練習

2016/07/19および08/09の日記:オペラ「てかがみ」合唱練習

今年11月25日・27日に長岡リリックホール開館20周年記念事業として上演されるオペラ「てかがみ」の合唱練習、第4回と第5回。気が付いたら次の練習が迫っているので、2回分まとめて書く。


7/19

ディクションについて、合唱指導の梅山先生は高田三郎作品を例に出された。男フェスin高知でお目に掛かった影響があるんだろうな。高田作品は長岡でもしばしば演奏されるが、作曲者直系のスタイルをご存知の方はどれだけいらっしゃるだろうか。

せきが梅山先生に高知でも長岡でも言われたのは「男フェスみたいな外部のイベントに参加することは素晴らしい。長岡の人たちにそのときの様子を教えてもらえないか」。せきは他の参加者とあまりしゃべらないのでご要望にお応えするのは難儀なところが大きいのだが……。

8/09

月初あたりにできたチラシが初めて参加者に配られた。

どうも地元参加者の大半は梅山先生の合唱指導(長岡にはいらっしゃらないタイプだと思う)に目を白黒させる人が多かったようだが、5回目にして皆様ようやく馴染み始めてきたように見受けられる。

梅山先生が今回例に出したのは「てかがみ」作曲者でもある池辺晋一郎氏の合唱曲「どろんこのうた」。IQ(知能指数)よりもEQ(感性指数)を大事にしようという池辺氏のメッセージと絡めつつ。

2016/07/08〜10の日記:男フェスin高知(その3)交流会とコンサート本番

2016/07/08〜10の日記:男フェスin高知(その3)交流会とコンサート本番

「第4回全日本男声合唱フェスティバルin京都」について書いた記事の第3弾です。(第1弾はあらまし、第2弾は須賀敬一教室の参加記録)

しめくくりとなる本記事は、7月9日の夕方〜晩に行われた交流会と、10日に行われた本番について。さすがに一か月以上も経つと記憶は薄れてしまいました。

〔2016/07/08〜10の日記:男フェスin高知(その3)交流会と本番当日〕本編を読む